今年も残すところ数時間となりました。昨年と同様,今年(2012年)についても,やったことの総括をしておこうと思います。
まずは大学の非常勤講師。前期は,武蔵野大学環境学部の「調査統計法2」,武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部の「リカレント教育論」を担当しました。後期は,杏林大学教職課程の「教育社会学」,武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部の「ボランティア論」を持ちました。
次に文筆ですが,教員採用試験参考書の新刊として,『中学校・高等学校学習指導要領らくらくマスター(2014年度版)』を実務教育出版社より刊行しました。昨年まで中学と高校とで分けていたのを,1冊にまとめたものです。どちらの校種の試験にも対応できるようにしてあります。お手にとっていただければ幸いです。
http://jitsumu.hondana.jp/book/b104148.html
それと,TBSドラマ「黒の女教師」の台本の統計データ監修を引き受けました。この夏に放映されたドラマです。ご覧になった方もおられるかと存じます。「金八先生」のような熱血教師モノとは全く違った内容のものです。1月11日にDVDが発売されます。
http://www.tbs.co.jp/kuro-no-onna/
最後に,本業の研究。6月に,統計で日本の教育と社会を概観する本の企画案が承認され,その原稿を書いてきました。年明けに原稿を出し,編集作業を経て刊行という段取りになるかと思います。刊行時期の目処がつき次第,お知らせします。
以上が今年中にやったことですが,本ブログの総括もしておきましょう。昨年の総括記事によると,昨年の12月31日時点のブログ記事閲覧数(PV数)は7万1,009でした。今,本記事を書いている時点のPV数は56万3,623です。よって,この1年間のPV数は49万2,614とうことになります。1日あたり1,350です。
閲覧頻度が高い記事を紹介します。こちらは,ブログ開設日(2010年12月17日)以降のPV数に依拠したものです。
今年の8月30日に書いた「専攻別にみた博士課程修了生の惨状」が6万近くでダントツトップです。やはり,無職博士問題に関心をお持ちの方が多いのだな,と思います。それと,PISA調査のデータを使った,教育の国際比較の記事をみてくださった方が多いようです。
これからも,定期的に記事を更新して参ります。なお,12月18日よりツイッターを始めました。長い解説を添える必要がない,「ただみてほしい」という統計図は,こちらで紹介していく予定です。日記風のくだいないつぶやきも多々ありますが,ツイッターもご覧いただければと存じます。
それでは皆さま,よいお年をお迎えください。
舞田敏彦 拝