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2019年12月31日火曜日

2019年の総括

 今年も,あとわずかになりました。大晦日だというのに昼は20度まで上がりましたが,夜は冷え込んできています(横須賀市)。生協で取り寄せた年越しそばをすすり,体を温めたところです。

 書くことはあまりないですが,今年の総括です。2017年春にここに越してきてから,文筆を生業にしております。

 毎年,教員採用試験の対策本を8冊書かせていただいています。今年は,メインの『教職教養らくらくマスター』の冒頭に,全自治体の出題頻度表を載せました。本書に載せている112テーマの内容が,過去5年間で何回出ているかです。教職教養の内容は広範ですが,ド真面目に全部をくまなく学習する必要はなし。自分が受ける自治体のデータをみて,効率のよい学習をできるようにしています。

 『特別支援学校らくらくマスター』も,近年の典型過去問の分析をもとに,大幅リライトしました。受験生が頭を抱えるであろう,障害の医学的な事項について,公的資料をもとに分かりやすくまとめたつもりです。数少ない特別支援学校の参考書の中で,本書が一番売れていると聞きます。試験を受ける学生さんんみならず,現職教員の方,特別支援教育全般の理解を深めたい方に,お手に取っていただければと存じます。

 連載は,3つを継続しております。①日本教育新聞,②ニューズウィーク日本版,③日本女性学習財団機関誌『ウィラーン』,です。

 日本教育新聞は2014年春から続けており,同紙の長寿連載ということですっかり定着しているとのことです。最初は後ろの方だったのですが,今は2面に載せていただき,読者の目に触れやすくなっています。「480字+図表1つ」のミニコラムです。「毎週,よくネタが続きますね」と言われますが,ブログやツイログをちょっと漁れば,ネタなんていくらでも出てきます。今年もコンスタントに継続しました。

 ニューズウィーク日本版も,2015年夏からのロングランとなっています。「1200字+図表2つ」の中コラム。以前は2週間に1回でしたが,今は毎週水曜日に記事を配信していただいております。知名度の高いウェブメディアで,多くの方の目に触れ,「NWの記事をみて…」と取材を申し込んでくる記者さんも多し。ありがたいことです。

 月刊誌『ウィラーン』の連載は,昨年4月から続けております。当初は2018年度の1年間の約束でしたが,思いのほか好評?とのことで,今年度も継続させていただいております。「1500字+図表3つ」の中コラムで,ジェンダー統計を提示し,コメント・考察を添える形です。いかんせんジェンダーは専門外なんで,データの解釈に抜けが出ることが多いのですが,編集部の方々に助けていただいております。担当編集者氏は学者肌の人で,データの出典等も厳格にチェックしてくださいます。

 これらに加え,今年10月からもう一つ連載を始めました。依頼ではなく,自主的に始めたものです。note「データえっせいα」です。ブログや上記3メディアの文章は短めのものですが,noteには原則「6000字+6図表」の長文を載せることとしました。今までの記事や図表を特定の主題の下に束ね,深みのある内容に仕立てています。300円の有料にさせていただいてますが,それに見合う,読み応えのあるコンテンツであると自負しております。月に1回記事を配信していきますので,本ブログ「データえっせい」ともども,よろしくお願いいたします。

 毎年ながら,今年もトラブルに遭遇しました。2月に,タナカキミアキというユーチューバーの動画で図表3つを盗用され,派手なバトルを繰り広げました。経緯は本ブログにも書きましたが,中立的な第三者によるまとめがありますので,こちらをどうぞ。11月には,名寄市立大学の紀要論文で,ブログで出した県別大学進学率のデータが盗用されていることが発覚しました。研究者による不正の被害に遭ったのは2回目です。

 後はそうですねえ,5月半ばの朝日新聞にて,ロスジェネについて取材を受けた記事が公開されたのも特記事項です。顔出しで自身の恥を晒したようなもんですが,当事者として言いたいことを言わせていただきました。
https://digital.asahi.com/articles/ASM4T747JM4TULZU017.html

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 キメラゴンさんという,やり手の中学生が注目を集めています。noteの月収が300万円超。スゴイですね。ブログ,ユーチューブ,ウェブライター等の仕事も精力的にこなし,中学生にして月収7ケタだそうです。学校は週1くらいしか行ってないそうで,親御さんや教師の理解もあり,やりたいことに没頭しているとのこと。

 「舞田さんは,YouTubeしないんですか」と言われることがあります。顔出しでトークは気が引けますが,PCの画面上で公的統計から図表を作る過程を動画にして配信するのはどうかな,と思ってはいます。

 ではでは,皆様よいお年をお迎えくださいませ。来年も,よろしくお願い申し上げます。

2019年 大晦日
舞田 敏彦