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2011年12月31日土曜日

2011年の総括

今年も今日で終わりです。あまり大したことはしていませんが,2011年にやったことを書き留めておこうと思います。

 まず大学の非常勤講師ですが,武蔵野大学では,全学共通科目の「社会現象を数で捉える」(通年),環境学部の「調査統計法2」(前期)を担当しました。杏林大学では,教職課程の「教育社会学」(後期,2コマ)を担当しました。武蔵野学院大学では,国際コミュニケーション学部の「リカレント教育論」(前期)と「ボランティア論」(後期)を担当しました。

 文筆のほうは,教員採用試験の対策本の新刊として,11月の下旬に,『中高社会らくらくマスター』と『中高保健体育らくらくマスター』を出しました。いずれも,実務教育出版社からの刊行です。それと,既刊の『教職教養らくらくマスター』の全面改訂作業を行いました。あと一点,『週刊読書人』2月18日号の「ニュー・エイジ登場」欄において,自己紹介の記事を書かせていただきました。
http://www.dokushojin.co.jp/backnumber/2011%E5%B9%B4-2%E6%9C%8818%E6%97%A5%E5%8F%B7

 最後に学術研究ですが,恥ずかしながら,今年は学会報告ゼロ,論文ゼロです。これではいけません。来年はがんばろうと思います。目下,考えているテーマがあります。現在,とある官庁統計の最新データの公表を待っているところです。

 このように,私のしていることは,①大学非常勤講師,②文筆,および③学術研究の3つからなるのですが,今年は新たに④ブログ運営が加わりました。昨年の12月16日にスタートし,今日までの間に247の記事を書きました。毎日とはいきませんが,1日おきで更新してきたことになります。ヒマ人といわれればそれまでですが,「継続は力なり」。来年も,随時更新していく所存であります。

 さて,このブログについても,これまでの総括をしておきましょう。昨年の12月16日の開設から,本記事を書いている現時点までの間における,ページビュー数(閲覧数)の総計は71,009件です。1日あたりにすると,およそ186件です。閲覧数の多い記事を,上位10位まで示します。


 10月26日に書いた「行方不明の博士」がダントツです。この記事だけで,全閲覧数の11.2%をカバーしています。無職博士問題に興味を持っておられる方が多いのだな,と思います。この記事については,ツイッターで取り上げてくださった方も多いようです。感謝申し上げます。
http://ceron.jp/site/tmaita77.blogspot.com

 教員関連の記事の閲覧頻度が高いことも目を引きます。現在は,教職受難の時代といわれます。10月29日に岩波書店から刊行された,朝日新聞教育チームの『いま,先生は』が話題になっているようです。この本で紹介されている生々しい実情を,マクロ的な視野から俯瞰する意味合いにおいて,本ブログの関連記事をご覧いただけますと幸いです。

 来年も,本ブログをよろしくお願い申し上げます。では,みなさま,よいお年をお迎えください。

舞田敏彦  拝