分厚い参考書ではなく,試験に出るポイントを精選し,簡潔にまとめた要点整理集です。教職教養の広範な内容を「らくらくマスター」していただくため,以下のような工夫を施しています。
①:大きめの活字で,文章は短く区切る。
②:細切れ主義。104の小テーマを設定し,各々を見開き2ページの形で整理。
③:重要箇所は赤字にし,フィルムで隠したドリル学習が可能。
④:図表を多用。「よむ本」と同時に「みる本」。
⑤:冒頭に,自治体別の出題頻度表を掲載。
④は,視覚人間である私のポリシーを前面に出したものです。⑤の出題頻度表は,各テーマの内容が,各自治体の過去5年間の試験で何回出ているかのデータです。受験する自治体の傾向に合わせた,効率のよい学習をすることができます。
なお,教職教養では教育時事が大きな位置を占めますが,矢継ぎ早に出される政策をフォローし,最新の重要文書(令和の学校教育の答申,生徒指導提要改訂,教員の働き方改革,第4期教育振興基本計画…etc)もバッチリ盛り込んでいます。2017年・18年に公示された新学習指導要領も反映。
あと一冊,本書と併用していただくための問題集として,『教職教養よく出る過去問224』も刊行しています。試験でよく出る典型過去問を集めたものです。この2冊は目次構成が対応していますので,併用していただくと効果的です。
『教職教養らくらくマスター』で要点を押さえた後,『教職教養よく出る過去問224』の典型問題を解く。このサイクルを繰り返すことで,試験を突破するための実戦力が確実に培われます。教員志望のみなさん,この2冊を活用することで,ぜひとも勝利の栄冠を勝ち取っていただきたいと思います。
*双方とも,実務教育出版のホームページにて,中身の一部をご覧いただけます。下記URLからお入りください。
・らくらくマスター → https://books.jitsumu.co.jp/book/b648005.html
・よく出る過去問224 → https://books.jitsumu.co.jp/book/b648049.html