私立学校振興・共済事業団の調査によると,私立大学の44.5%が定員割れになっているそうです。前年度より1.3ポイントの増。少子化により,大変な状況になっていることがうかがえます。
http://this.kiji.is/133843338573678070
一口に私立大学といっても,ピンからキリまで。いわゆる入試偏差値が低い大学は,もうなりふり構わず学生獲得に走っていることと思われます。面接で志望者が入学に合意すれば合格という,「アグリーメント入試」をやっている大学もあるといいます。
http://www.j-cast.com/tv/2015/02/20228365.html
正規の学力試験を課すと受験生が来ない,学生を何とか集めるためとはいえ,これはさすがにどうかと思います。文科省もそういう考えのようで,是正指導の対象となっているようです。
私は,一般入試を経由した学生の比率が,いわゆる大学ランクによってどう違うかを知りたくなりました。まあ結果は想像できますが,これをデータで可視化することは,昨今の大学入試の機能不全を訴える上で,意義あることといえましょう。
読売新聞社の『大学の実力2016』(中央公論新社)には,2015年5月時点の学生数と,同年春の入学者数が,大学・学部別に掲載されています。試みに埼玉県内の私立大学のデータを使って,上記の課題に接近してみました。
http://www.chuko.co.jp/tanko/2015/09/004767.html
分析対象は,同県内の18私立大学・46学部の学生のデータです。たとえば,教員採用試験の合格率が高い文教大学教育学部のデータをみると,2015年5月時点の学生数は1495人(①),同年春の入学者総数は384人(②),うち一般入試経由者は266人(③),となっています。
よって一般入試を経た学生数は,①×(③/②)=1036人と見積もられます。一般入試以外(AO等)の経由者は,1495-1036=459人です。
私はこのやり方で,埼玉県内の18私立大学・46学部について,一般入試経由学生とその他の学生の数を計算しました。そして,各学部の偏差値に基づいて,偏差値グループ別の集計表を作成しました。下表がそれです。
合計5万8022人の学生のデータですが,予想通り,下位ランクの学部ほど,一般入試を経由した学生の率は低くなっています。偏差値40未満の学部では,一般入試経由率はわずか11.1%,1割です。先に述べたように,まともな学力試験を課すと,学生が来ないためでしょう。
一般入試経由率はランクを上がるほど高くなり,偏差値60以上の学部では,73.8%となります。
上表のデータをグラフにしましょう。横幅を使って,各グループの量を比重も表現した,モザイク図にしてみました。
全体的にみて,一般入試(青色)より,その他(白色)の領分が大きいですね。入試の多様化(個性化)といえば聞こえはいいですが,図の左側のほうを見ると,ランクの低い大学がヤケになっている様がよく分かります。
偏差値45未満の学部は,学生数の上では全体のおよそ半分ですが,学力試験による入試はあまり機能しておらず,40未満の学部では,それは完全に機能不全に陥っています。
これは2015年時点の断面ですが,2018年問題といわれるように,これからますます18歳人口の減少が進むことで,図の白色の領分はもっと大きくなることでしょう。
基礎学力が十分でない学生が多く入ってくることから,いわゆるリメディアル教育(補償教育)が必要とされる所以です。この実施率は,入試偏差値ときれいに相関しています。
http://tmaita77.blogspot.jp/2012/02/blog-post_03.html
上記のグラフを,一昨日ツイッターで発信したところ,結構ウケました。「そもそも,底辺大学は必要ないだろ」という声も多数。偏見を承知でいいますが,私も,これに近い考えを持っています。この手の大学で6年間教えた経験からです。
何と言いますか,学生の教育機関というよりも,希望剥奪機関として機能しているように感じました。在学中にかけて,学生の覇気がなくなってくる。ある学生は「諦めムードに染まる」と言いましたが,言い得て妙だと思いました。
80年代の高校格差研究の言葉でいうと,「低位同質的社会化」です。私の仮説ですが,「未来に希望がある」という学生の割合は,1年時には分散していたのが,4年時には低い水準に収束する。こういう傾向がみられると思われます。学生の意識変化を,パネル形式で明らかにする調査をやったら面白いでしょう(ランク別に)。武内清教授とかが,されているのかしら。
むろん,いわゆる下位大学の中にだって,そのラベルを跳ね返し,学生のレベルを入学時からうんと引き上げている大学もあるでしょう。そういう実践には敬意を表しますが,その具体例を私は寡聞にして知りませぬ。知っているのは,上記のようなネガティヴな例だけです。
給付型奨学金の導入が検討されていますが,大学生のどの層を対象とするか。議論の焦点はココです。私が経験したような,希望剥奪機関として機能している大学に貴重な資源を注入することには,批判も多いでしょう。
大学も,公的資源の恩恵にあずかるからには,教育の効果を可視化する努力が求められます。いくらでもいじれる就職率などとは別の形でです。第三者機関による,学生の意識のパネル調査などは,そのデータを得るいい方法だと思うのですが,いかがなものでしょうか。
2016年8月11日木曜日
2016年8月9日火曜日
日本教育新聞連載・100回突破
暑い日が続きますが,いかがお過ごしでしょうか。東京の今日の最高気温は37度! 外に出れません。
さて,日本教育新聞の拙連載『数字が語る・日本の教育』ですが,昨日の号の記事で,100回に到達しました。我ながら飽きもせず,よく続けてきたなと思います。まあ,ヒマだからですけど。
2014年の3月から続けています。当初は半年の約束だったのですが,思いのほか好評だということで,現在まで継続させていただいております。ありがたや。
「480字&図表1つ」のミニコラムです。短い文章を書くのは,意外と難しい。余計なことを書くスペースは一切ないので,無駄を削ぎ落とした,締まった文章が要求されます。短い枠の中で,主張を端的にまとめる。こういう訓練のよい機会となっています。お金もいただけて,ありがたや。
この連載では,同紙の敏腕記者・上嶋拓也氏にお世話になっております。私のような「自己チュー人間」のお守りは,楽ではありますまい。氏の労に感謝するとともに,今後も,お付き合いいただけたらな,という希望を持っております。
100回超え記念のささやかな企画も構想されています。来月中旬ごろの紙面に載る予定です。ご覧いただければと思います。
さて,日本教育新聞の拙連載『数字が語る・日本の教育』ですが,昨日の号の記事で,100回に到達しました。我ながら飽きもせず,よく続けてきたなと思います。まあ,ヒマだからですけど。
2014年の3月から続けています。当初は半年の約束だったのですが,思いのほか好評だということで,現在まで継続させていただいております。ありがたや。
「480字&図表1つ」のミニコラムです。短い文章を書くのは,意外と難しい。余計なことを書くスペースは一切ないので,無駄を削ぎ落とした,締まった文章が要求されます。短い枠の中で,主張を端的にまとめる。こういう訓練のよい機会となっています。お金もいただけて,ありがたや。
この連載では,同紙の敏腕記者・上嶋拓也氏にお世話になっております。私のような「自己チュー人間」のお守りは,楽ではありますまい。氏の労に感謝するとともに,今後も,お付き合いいただけたらな,という希望を持っております。
100回超え記念のささやかな企画も構想されています。来月中旬ごろの紙面に載る予定です。ご覧いただければと思います。
・第100回 若者の死因の変化 2016年8月8日
・第99回 不安定な進路 2016年8月1日
・第98回 結婚・恋愛格差 2016年7月25日
・第97回 書店の減少 2016年7月18日
・第96回 難しくなる社会調査 2016年7月11日
・第95回 2050年の人口ピラミッド 2016年7月4日
・第94回 政治的関心 2016年6月27日
・第93回 保育所在所率と虐待被害率 2016年6月20日
・第92回 数学の学力と得意度 2016年6月13日
・第91回 「生まれ」が重要な社会 2016年6月6日
・第90回 発覚しにくい家族間犯罪 2016年4月25日
・第89回 家事スキルの男女差 2016年4月18日
・第88回 高校就学支援金の効果 2016年4月11日
・第87回 やりがいの搾取 2016年4月4日
・第86回 図書館職員の非正規化 2016年3月28日
・第85回 勉強時間格差 2016年3月21日
・第84回 全入時代の不合格状況 2016年3月14日
・第83回 家族依存型の福祉 2016年3月7日
・第82回 学校の職員数 2016年2月22日
・第81回 年齢別の病気離職率 2016年2月15日
・第80回 若者の創造・冒険志向 2016年2月8日
・第79回 高卒の正社員就職率 2016年2月1日
・第78回 貧困,いじめ,不登校 2016年1月25日
・第77回 大学教育への評価 2016年1月18日
・第76回 幼児の遊び相手 2016年1月11日
・第75回 貧困問題に対する認識 2015年12月21日
・第74回 就学前施設の在所率 2015年12月14日
・第73回 保育士の給料 2015年12月7日
・第72回 父母の睡眠時間 2015年11月23日
・第71回 非行と虐待 2015年11月16日
・第70回 奨学金 2015年11月9日
・第69回 父親を越えられぬ社会 2015年11月2日
・第68回 子どもの貧困問題の現状 2015年10月26日
・第67回 非行は増えていない 2015年10月19日
・第66回 生徒と教師の関係は 2015年10月12日
・第65回 スマホと友人関係 2015年10月5日
・第64回 子どもの自殺 2015年9月28日
・第63回 体力差の分布 2015年9月21日
・第62回 学テ無解答率と通塾率 2015年9月14日
・第61回 年齢別の精神疾患休職率 2015年9月7日
・第60回 キレる老人たち 2015年8月24日
・第59回 教員採用試験の競争率推移 2015年8月10日
・第58回 教員採用試験のタイプ 2015年8月3日
・第57回 朝食と算数学力の相関 2015年7月27日
・第56回 自尊心の凝縮化現象 2015年7月20日
・第55回 外部指導員との意識差 2015年7月13日
・第54回 いじめ目撃時の対応 2015年7月6日
・第53回 教員の女性比 2015年6月22日
・第52回 成人の知的好奇心 2015年6月15日
・第51回 教員給与の相対水準 2015年6月8日
・第50回 若者のスマホ依存 2015年6月1日
・第49回 理系学力と性差 2015年4月27日
・第48回 就学援助率地図 2015年4月20日
・第47回 暴力の低年齢化 2015年4月13日
・第46回 家庭環境と非行 2015年4月6日
・第45回 コンピュータ使用の国際比較 2015年3月23日
・第44回 中退者の将来展望 2015年3月16日
・第43回 同性愛への寛容度 2015年3月9日
・第42回 得意・不得意な教科 2015年3月2日
・第41回 虫歯と貧困 2015年2月23日
・第40回 教員の社会人経験 2015年2月16日
・第39回 戦争体験世代の減少 2015年2月9日
・第38回 共働きと愛情 2015年2月2日
・第37回 子どもの肥満地図 2015年1月26日
・第36回 発達の早期化 2015年1月19日
・第35回 子どもの体力変化 2015年1月12日
・第34回 理科嫌いは都市に多い? 2014年12月15日
・第33回 手伝いの今昔 2014年12月8日
・第32回 学級規模の国際比較 2014年12月1日
・第31回 若者の道徳観の変化 2014年11月24日
・第30回 読書の国際比較 2014年11月17日
・第29回 子育て期の人口増加率地図 2014年11月10日
・第28回 中学生の長期欠席 2014年11月3日
・第27回 児童虐待の概念拡張 2014年10月27日
・第26回 成人の通学率 2014年10月20日
・第25回 部活指導時間の国際比較 2014年10月13日
・第24回 大人のいじめ 2014年10月6日
・第23回 若者の自殺増加 2014年9月22日
・第22回 浪人生の減少 2014年9月15日
・第21回 ケータイ・スマホ利用と学力 2014年9月8日
・第20回 新規採用教員の高齢化 2014年9月1日
・第19回 教員の勤務時間分布 2014年8月25日
・第18回 親の職業を知らない子ども 2014年8月11日
・第17回 教員の学習行動 2014年8月4日
・第16回 大学進学率の地図 2014年7月28日
・第15回 一人親世帯の貧困 2014年7月21日
・第14回 体験格差 2014年7月14日
・第13回 私立小学生,家庭の年収 2014年7月7日
・第12回 家庭の親密度と非行の関連 2014年6月23日
・第11回 少年の犯罪化・成人の非犯罪化 2014年6月16日
・第10回 中学生のいじめ容認率地図 2014年6月9日
・第9回 問題行動の季節 2014年6月2日
・第8回 理科の授業スタイルの国際比較 2014年4月28日
・第7回 貧困と学力の相関 2014年4月21日
・第6回 勉学スタイルの地域比較 2014年4月14日
・第5回 落第の国際比較 2014年4月7日
・第4回 教員の非正規化 2014年3月24日
・第3回 教員勤務時間の国際比較 2014年3月17日
・第2回 病(辞)める教員たち 2014年3月10日
・第1回 教員の年齢ピラミッド 2014年3月3日
2016年8月7日日曜日
この10年間で増えた産業,減った産業
8月1日の記事では,「この10年間で増えた職業,減った職業」を明らかにしました。今回は,その産業バージョンです。
職業と産業は別個の概念で,「最近,この業界は・・・」というとき,多くは産業区分が想定されています。
参照したのは,『国勢調査』の産業小分類統計です。先日公表された,2015年調査の速報結果では,253の産業の就業者数が集計されています。これを,10年前の2005年の数値と照合してみました。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/kekka.htm
たとえば,保育所や児童養護施設といった児童福祉事業で働く就業者は,2005年では63万5087人(①)でしたが,2015年では90万2000人(②)に増えています。増加率にすると,(②-①)/①=42.0%,4割の増となります。共働き世帯が増えていることもあってか,増えていますね。
同じやり方で,それぞれの産業の就業者の増加率を出しました。まずは,この10年間で大幅に増えた産業を見ていただきましょう。下表は,就業者が20%以上増えた産業です。増加率が高い順に並べています。
トップは,郵便業で,なんと174%(1.74倍)もの増加率です。郵便局で働く人だけでなく,宅配業も含まれるとみられます。ネット通販の普及により,需要が高まっている業種です。
老人福祉,障害者福祉,児童福祉といった福祉産業も増えていますね。配達飲食サービス業も,4割近くの増。高齢化という時代変化の影響を感じます。
不動産業も増えていますが,空き家の管理・仲介といった形で,この産業も需要が増えているのでしょうか。
では逆に,この10年間で就業者が大幅に減った産業は何か。20%以上就業者が減った産業のリストは,以下のようです。
最も減っているのは,労働者派遣業です。ブラック労働の温床ということで,ハケンへの風当たりが強くなっていますが,その影響でしょうか。
たばこ製造業も減っていますね。最近は,どこもかしこも禁煙。私も学生の頃は吸っていましたが,2008年に止めました。
出版不況ゆえか,出版業や印刷業も減っています。最近は,大学の紀要やシラバスも電子化されており,印刷会社への発注も減っていることでしょう。ネットの普及のダメージをもろに被っている業種です。
本屋や文具業も減っていますね(マイナス24%)。街の書店が全国的に淘汰されていることは,先日ニューズウィーク日本版サイトで公表した拙稿でも触れました。人口当たりの書店数マップの変化は,まるで文化の「生き血」が抜かれているかのような変化です。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/ga-1.php
大雑把にみて,福祉など,人を顧客とする産業が増えて,製造業など,モノを扱う産業が衰退しているように見えます。産業のソフト化という変化です。少子高齢化が進む中,これから先も,こういう変化は続いていくでしょう。
職業と産業は別個の概念で,「最近,この業界は・・・」というとき,多くは産業区分が想定されています。
参照したのは,『国勢調査』の産業小分類統計です。先日公表された,2015年調査の速報結果では,253の産業の就業者数が集計されています。これを,10年前の2005年の数値と照合してみました。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/kekka.htm
たとえば,保育所や児童養護施設といった児童福祉事業で働く就業者は,2005年では63万5087人(①)でしたが,2015年では90万2000人(②)に増えています。増加率にすると,(②-①)/①=42.0%,4割の増となります。共働き世帯が増えていることもあってか,増えていますね。
同じやり方で,それぞれの産業の就業者の増加率を出しました。まずは,この10年間で大幅に増えた産業を見ていただきましょう。下表は,就業者が20%以上増えた産業です。増加率が高い順に並べています。
トップは,郵便業で,なんと174%(1.74倍)もの増加率です。郵便局で働く人だけでなく,宅配業も含まれるとみられます。ネット通販の普及により,需要が高まっている業種です。
老人福祉,障害者福祉,児童福祉といった福祉産業も増えていますね。配達飲食サービス業も,4割近くの増。高齢化という時代変化の影響を感じます。
不動産業も増えていますが,空き家の管理・仲介といった形で,この産業も需要が増えているのでしょうか。
では逆に,この10年間で就業者が大幅に減った産業は何か。20%以上就業者が減った産業のリストは,以下のようです。
最も減っているのは,労働者派遣業です。ブラック労働の温床ということで,ハケンへの風当たりが強くなっていますが,その影響でしょうか。
たばこ製造業も減っていますね。最近は,どこもかしこも禁煙。私も学生の頃は吸っていましたが,2008年に止めました。
出版不況ゆえか,出版業や印刷業も減っています。最近は,大学の紀要やシラバスも電子化されており,印刷会社への発注も減っていることでしょう。ネットの普及のダメージをもろに被っている業種です。
本屋や文具業も減っていますね(マイナス24%)。街の書店が全国的に淘汰されていることは,先日ニューズウィーク日本版サイトで公表した拙稿でも触れました。人口当たりの書店数マップの変化は,まるで文化の「生き血」が抜かれているかのような変化です。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/ga-1.php
大雑把にみて,福祉など,人を顧客とする産業が増えて,製造業など,モノを扱う産業が衰退しているように見えます。産業のソフト化という変化です。少子高齢化が進む中,これから先も,こういう変化は続いていくでしょう。
2016年8月5日金曜日
県別・性別の大学進学率(2016年春)
昨日,今年の『学校基本調査』の速報結果が公表されました。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011528
朝日新聞では「大卒の就職率,過去最高」,「短大生の減少」といった記事が出ていますが,私は都道府県別の大学進学率に関心を持ちます。『学校基本調査』のデータが公開されたら,最初に明らかにするのはコレです。
今年春の4年制大学進学率(以下,大学進学率)は,全国値では52.0%となっています。昨年の51.5%より上がっていますね。これは,18歳人口ベースの浪人込みの進学率です。
分子と分母の数値を引き合いにして,計算の方法を説明しましょう。分子は,今年春の大学入学者数です。その数,61万8424人。分母は推定18歳人口で,3年前(2013年春)の中学校・中等教育学校前期課程卒業者数(119万262人)です。よって大学進学率は,上述のように52.0%となります。同世代の2人に1人が大学に行く状況の,数値的な表現です。
分子には浪人も含まれますが,今年春の18歳人口からも,浪人経由の大学入学者が同程度出るものと仮定し,両者が相殺するとみなします。
これは,公的に採用されている,18歳人口ベースの浪人込みの大学進学率の計算方法です。私が独断で考えたものではありませぬ。
県別の大学進学率を出す場合は,分子には,当該県の高校出身の大学入学者数が用いられます。私の郷里の鹿児島を例にすると,今年春の本県の高校出身の大学入学者(浪人込み)は5988人。推定18歳人口(3年前の中卒者数)は1万6724人。よって,今年春の鹿児島の大学進学率は35.8%となります。全国値の52.0%よりだいぶ低い。
同じやり方で,2016年春の47都道府県の大学進学率を計算しました。ジェンダー差もみるため,男女別の進学率も出しました。下表は,その一覧です。黄色マークは最高値,青色マークは最低値です。赤字は上位5位を意味します。
どうでしょう。男女計の大学進学率をみると,最高は東京の72.7%,最低は鹿児島の35.8%で,倍以上のレインヂがあります。同じ国内でも,大学進学率にこうも違いがあることに驚かされます。毎年のことですけど。
大学進学率は,大学がたくさんある都市部で高くなっています。地域分布のマップは,昨日ツイッターで発信しました。リンクを貼っておきます。
https://twitter.com/tmaita77/status/761194883566624768
大学進学率には,ジェンダー差もあります。全国値では男子は55.6%,女子は48.2%で,前者は後者の1.15倍です。昔からのことですが,家庭の事情が許すなら「男子優先」という考えは未だにに残っていると思われます。
その程度は県によって違っているようで,鹿児島では,男子の進学率は女子の1.37倍です。進学率には10ポイント以上の性差があります。「三角関数を女子に教えて何になる」という,昨年の県知事の発言も思い出されますねえ。
首都の東京では大学進学率の性差はほとんどなく,徳島では,女子のほうが高くなっています。性差に地域的なバリエーションがあることは,人為的な政策によって,大学進学チャンスの性的不平等を解消できるという,希望的な事実とも読めます。
想像がつくと思いますが,各県の大学進学率は,社会経済指標と非常に強く相関しています。県民所得,住民の高学歴率・・・。この分析は,本ブログでも何回かしましたが,今回紹介した最新のデータを使っての分析は,これから執筆する,プレジデント・オンラインへの寄稿記事でやることにしましょう。公開は,今月の下旬です。ご覧いただければと思います。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011528
朝日新聞では「大卒の就職率,過去最高」,「短大生の減少」といった記事が出ていますが,私は都道府県別の大学進学率に関心を持ちます。『学校基本調査』のデータが公開されたら,最初に明らかにするのはコレです。
今年春の4年制大学進学率(以下,大学進学率)は,全国値では52.0%となっています。昨年の51.5%より上がっていますね。これは,18歳人口ベースの浪人込みの進学率です。
分子と分母の数値を引き合いにして,計算の方法を説明しましょう。分子は,今年春の大学入学者数です。その数,61万8424人。分母は推定18歳人口で,3年前(2013年春)の中学校・中等教育学校前期課程卒業者数(119万262人)です。よって大学進学率は,上述のように52.0%となります。同世代の2人に1人が大学に行く状況の,数値的な表現です。
分子には浪人も含まれますが,今年春の18歳人口からも,浪人経由の大学入学者が同程度出るものと仮定し,両者が相殺するとみなします。
これは,公的に採用されている,18歳人口ベースの浪人込みの大学進学率の計算方法です。私が独断で考えたものではありませぬ。
県別の大学進学率を出す場合は,分子には,当該県の高校出身の大学入学者数が用いられます。私の郷里の鹿児島を例にすると,今年春の本県の高校出身の大学入学者(浪人込み)は5988人。推定18歳人口(3年前の中卒者数)は1万6724人。よって,今年春の鹿児島の大学進学率は35.8%となります。全国値の52.0%よりだいぶ低い。
同じやり方で,2016年春の47都道府県の大学進学率を計算しました。ジェンダー差もみるため,男女別の進学率も出しました。下表は,その一覧です。黄色マークは最高値,青色マークは最低値です。赤字は上位5位を意味します。
どうでしょう。男女計の大学進学率をみると,最高は東京の72.7%,最低は鹿児島の35.8%で,倍以上のレインヂがあります。同じ国内でも,大学進学率にこうも違いがあることに驚かされます。毎年のことですけど。
大学進学率は,大学がたくさんある都市部で高くなっています。地域分布のマップは,昨日ツイッターで発信しました。リンクを貼っておきます。
https://twitter.com/tmaita77/status/761194883566624768
大学進学率には,ジェンダー差もあります。全国値では男子は55.6%,女子は48.2%で,前者は後者の1.15倍です。昔からのことですが,家庭の事情が許すなら「男子優先」という考えは未だにに残っていると思われます。
その程度は県によって違っているようで,鹿児島では,男子の進学率は女子の1.37倍です。進学率には10ポイント以上の性差があります。「三角関数を女子に教えて何になる」という,昨年の県知事の発言も思い出されますねえ。
首都の東京では大学進学率の性差はほとんどなく,徳島では,女子のほうが高くなっています。性差に地域的なバリエーションがあることは,人為的な政策によって,大学進学チャンスの性的不平等を解消できるという,希望的な事実とも読めます。
想像がつくと思いますが,各県の大学進学率は,社会経済指標と非常に強く相関しています。県民所得,住民の高学歴率・・・。この分析は,本ブログでも何回かしましたが,今回紹介した最新のデータを使っての分析は,これから執筆する,プレジデント・オンラインへの寄稿記事でやることにしましょう。公開は,今月の下旬です。ご覧いただければと思います。
2016年8月3日水曜日
三崎めぐり
一週間前から,帯状疱疹ができて苦しんでいます。原因はストレスとのことですので,気晴らしに,明るい太陽を浴び,きれいな海を見ようと,三浦半島の南端まで足を延ばしてみました。
町田から横浜線で横浜まで行き,そこから京急の快特で南端の三崎口まで一本です。終点に近づくと,車窓から見える海が素晴らしい。頭の中で,70年代の名曲「岬めぐり」(山本コータロー)がリフレインしました。「みさき」の字が違いますけど。
駅に着いて,さてどこに行くかと周遊マップを眺めたところ,半島の南端の城ケ島に行こうと決めました。バスで下り,城ケ島大橋を渡って到着です。駅からおよそ30分。
ちょうど昼でしたので,名物のマグロ丼を食し,城ケ島灯台まで上りました。きれいな夏空が広がり,眺望もよかったです。
灯台の丘から下りて,海岸の岩場を散策。喉がカラカラになったので,イカの丸焼きで一杯。医者から酒は止められているのですが,ビール一瓶くらいはいいでしょう。
帰りはバスで橋を渡るのではなく,渡り船で島を後にしました。桟橋でボタンを押せば,5分ほどで迎えにきてくれます。城ケ島~三崎港まで300円です。船の窓から身を乗り出して,往路で渡った城ケ島大橋をパチリ。
三崎港に着いたとき,ちょうど遊覧船が出る時間でしたが,ちょっと疲れていたので,これに乗るのは止めにしました。またの機会にしましょう。
帰りは,半島の西海岸をバスで逗子まで上ることも考えましたが,行きと同じく,京急で東海岸を上りました。帰りの三崎口駅で気付いたのですが,三浦半島南端の周遊フリーパスみたいのがあるのですね。横浜駅を起点にすると,往復の京急料金込みで2960円。ああ,これを買えばよかった。
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/
日帰りの遠足でしたが,気晴らしになりました。帯状疱疹は「休め」というサインらしいので,今週は仕事をしないで静養したいと考えています。
私は,鹿児島の海が見える地域で育ちました。海は,好きです。魔女の宅急便のテーマではないですが,「海の見える街」に住みたい。三浦半島の南端の三浦市に移住してもいいかなと,ちょっと感じました。ここなら,都心の国会図書館や統計図書館にも,入用の場合は行けますしね(片道2時間ほど)。
賃貸サイトで検索してみると,安い物件があるわあるわ。
私のような文筆業の場合,住むところはどこでもいいわけですし。気晴らしの遠足でしたが,こんなことを考えたりもしました。本日の記録です。
町田から横浜線で横浜まで行き,そこから京急の快特で南端の三崎口まで一本です。終点に近づくと,車窓から見える海が素晴らしい。頭の中で,70年代の名曲「岬めぐり」(山本コータロー)がリフレインしました。「みさき」の字が違いますけど。
駅に着いて,さてどこに行くかと周遊マップを眺めたところ,半島の南端の城ケ島に行こうと決めました。バスで下り,城ケ島大橋を渡って到着です。駅からおよそ30分。
ちょうど昼でしたので,名物のマグロ丼を食し,城ケ島灯台まで上りました。きれいな夏空が広がり,眺望もよかったです。
灯台の丘から下りて,海岸の岩場を散策。喉がカラカラになったので,イカの丸焼きで一杯。医者から酒は止められているのですが,ビール一瓶くらいはいいでしょう。
帰りはバスで橋を渡るのではなく,渡り船で島を後にしました。桟橋でボタンを押せば,5分ほどで迎えにきてくれます。城ケ島~三崎港まで300円です。船の窓から身を乗り出して,往路で渡った城ケ島大橋をパチリ。
三崎港に着いたとき,ちょうど遊覧船が出る時間でしたが,ちょっと疲れていたので,これに乗るのは止めにしました。またの機会にしましょう。
帰りは,半島の西海岸をバスで逗子まで上ることも考えましたが,行きと同じく,京急で東海岸を上りました。帰りの三崎口駅で気付いたのですが,三浦半島南端の周遊フリーパスみたいのがあるのですね。横浜駅を起点にすると,往復の京急料金込みで2960円。ああ,これを買えばよかった。
http://www.keikyu.co.jp/information/otoku/otoku_maguro/
日帰りの遠足でしたが,気晴らしになりました。帯状疱疹は「休め」というサインらしいので,今週は仕事をしないで静養したいと考えています。
私は,鹿児島の海が見える地域で育ちました。海は,好きです。魔女の宅急便のテーマではないですが,「海の見える街」に住みたい。三浦半島の南端の三浦市に移住してもいいかなと,ちょっと感じました。ここなら,都心の国会図書館や統計図書館にも,入用の場合は行けますしね(片道2時間ほど)。
賃貸サイトで検索してみると,安い物件があるわあるわ。
私のような文筆業の場合,住むところはどこでもいいわけですし。気晴らしの遠足でしたが,こんなことを考えたりもしました。本日の記録です。
2016年8月1日月曜日
この10年間で増えた職業,減った職業
帯状疱疹の痛み(違和感)もあり,早く目が覚めました。することがないので,ブログでも書こうと思います。
社会は,人々の分業から成り立っています。多くの人は何らかの職業に就き,社会的な役割を遂行しているのですが,どういう職業が求められるかは,時代によって違います。
それを目に見える形で示してくれるのは,官庁統計の職業別の就業者数です。時代の変化に応じて,需要が高まっているとみられる職業を把握するには,ここ数年の変化を観察するのがよいでしょう。
『国勢調査』の現行の職業小分類では,232の職業カテゴリーが設けられています。先日公表された,2015年の『国勢調査』では,この分類に依拠して,職業別の就業者数が集計されています。同じ分類による就業者数の比較は,2005年調査まで遡ることが可能です。
私は,232職業の就業者数が,2005年から2015年までの10年間にかけてどう変わったのかを調べました。たとえば,高齢化の進行により需要が高まっているとみられる介護職員をみると,2005年では75万1485人(①)でしたが,2015年では127万9200人(②)にまで膨れ上がっています。増加率にすると,(②-①)/①=70.2%です。10年前に比して7割の増,スゴイですね。
これは介護職員の増加率ですが,232職業の増加率を同じやり方で出すと,もっと高い値も出てきます。下表は,この10年間で就業者数が20%以上増えた職業です。
需要が高まっている職業の一覧ですが,いかがでしょう。トップの情報処理・通信技術者は766.7%(77倍)の増です。情報化の進展により,この手の職業の需要が高まっているのでしょう。3位のソフトウェア作成者についても,同じことがいえると思います。
2位のハウスクリーニング職は,空き家のクリーニング業者かもしれません。空き家の有効活用に際して,求められる仕事ですしね。あるいは,孤独死の現場の特殊清掃のようなものも含まれるかも。
黄色マークをしましたが,介護職員や保育士も増えていますね。しかし,これらの職業はまだまだ不足。今後,もっと増えることが見込まれます。
次に,就業者数が大きく減っている職業を見てみましょう。この10年間で,就業者数が30%以上減っている職業をリストアップしてみました。
最も減っているのは,物品預かり人で,87%の減です。将来的にみても,AIで代替されそうな仕事です。調査員も,『国勢調査』をはじめ,最近の社会調査はネット経由でなされることが多いので,不要になりつつあるのでしょうか。
ただ大工や航空機操縦士(パイロット)は,需要があるにもかかわらず,なり手が減っているためと思われます。よく言われますが,大工の高齢化率はスゴイ。建設需要もあり,この職業はひっぱりだこです。パイロット不足も,よく指摘されること。
この10年間で減っている(淘汰されている)職業は,近未来では,機械で代替される可能性が高いといえるかもしれません。「将来なくなる仕事」の目安として,参考になるのではないでしょうか。
今世紀に入ってからの10年間という短期の観察ですが,ドラスティックな変化が見受けられます。社会とは,変わるもの。「現在,こういう職業の需要が高まっている。だから教育もそれに即したものにすべし」という論は,いささか短絡的です。
社会の職業需要は常に変わるものであり,今後,社会変化のスピードが速くなる中,その度合いはますます顕著になるでしょう。汎用性と専門性をバランスをとることが,職業教育に求められる所以でもあります。
社会は,人々の分業から成り立っています。多くの人は何らかの職業に就き,社会的な役割を遂行しているのですが,どういう職業が求められるかは,時代によって違います。
それを目に見える形で示してくれるのは,官庁統計の職業別の就業者数です。時代の変化に応じて,需要が高まっているとみられる職業を把握するには,ここ数年の変化を観察するのがよいでしょう。
『国勢調査』の現行の職業小分類では,232の職業カテゴリーが設けられています。先日公表された,2015年の『国勢調査』では,この分類に依拠して,職業別の就業者数が集計されています。同じ分類による就業者数の比較は,2005年調査まで遡ることが可能です。
私は,232職業の就業者数が,2005年から2015年までの10年間にかけてどう変わったのかを調べました。たとえば,高齢化の進行により需要が高まっているとみられる介護職員をみると,2005年では75万1485人(①)でしたが,2015年では127万9200人(②)にまで膨れ上がっています。増加率にすると,(②-①)/①=70.2%です。10年前に比して7割の増,スゴイですね。
これは介護職員の増加率ですが,232職業の増加率を同じやり方で出すと,もっと高い値も出てきます。下表は,この10年間で就業者数が20%以上増えた職業です。
需要が高まっている職業の一覧ですが,いかがでしょう。トップの情報処理・通信技術者は766.7%(77倍)の増です。情報化の進展により,この手の職業の需要が高まっているのでしょう。3位のソフトウェア作成者についても,同じことがいえると思います。
2位のハウスクリーニング職は,空き家のクリーニング業者かもしれません。空き家の有効活用に際して,求められる仕事ですしね。あるいは,孤独死の現場の特殊清掃のようなものも含まれるかも。
黄色マークをしましたが,介護職員や保育士も増えていますね。しかし,これらの職業はまだまだ不足。今後,もっと増えることが見込まれます。
次に,就業者数が大きく減っている職業を見てみましょう。この10年間で,就業者数が30%以上減っている職業をリストアップしてみました。
最も減っているのは,物品預かり人で,87%の減です。将来的にみても,AIで代替されそうな仕事です。調査員も,『国勢調査』をはじめ,最近の社会調査はネット経由でなされることが多いので,不要になりつつあるのでしょうか。
ただ大工や航空機操縦士(パイロット)は,需要があるにもかかわらず,なり手が減っているためと思われます。よく言われますが,大工の高齢化率はスゴイ。建設需要もあり,この職業はひっぱりだこです。パイロット不足も,よく指摘されること。
この10年間で減っている(淘汰されている)職業は,近未来では,機械で代替される可能性が高いといえるかもしれません。「将来なくなる仕事」の目安として,参考になるのではないでしょうか。
今世紀に入ってからの10年間という短期の観察ですが,ドラスティックな変化が見受けられます。社会とは,変わるもの。「現在,こういう職業の需要が高まっている。だから教育もそれに即したものにすべし」という論は,いささか短絡的です。
社会の職業需要は常に変わるものであり,今後,社会変化のスピードが速くなる中,その度合いはますます顕著になるでしょう。汎用性と専門性をバランスをとることが,職業教育に求められる所以でもあります。
2016年7月31日日曜日
2016年7月の教員不祥事報道
暑くなりました。7月も今日で終わりです。
今月は,部屋の改造をしました。L字デスクを購入し,スペースの無駄を省き,本棚の増設もしました。部屋がスッキリし,ちょっとは気持ちよく仕事ができるようになりました。
しかし体はストレスを感じているようで,4日ほど前から,帯状疱疹ができてしまっています。子どもの頃,派手な水疱瘡になりましたが,そのウィリスが再発したとのこと。過労やストレスで免疫が弱っているとのことですが,そうなのかなあ。1日8時間,バッチリ寝ているのですが。
さて,今月ネット上で把握した教員の不祥事報道は47件です。薄着の夏ということで,盗撮が多いですが,「生徒にAVを見せて股間を触る」,「交通違反の切符を切られた校長がそれを破る」など,驚かされる事案もみられます。
明日から8月。夏も盛り,背景もそれにふさわしいものにします。
<2016年7月の教員不祥事報道>
・女子寮で下着盗んだ疑い 小学校講師を逮捕(7/1,秋田魁新報,秋田,小,男,25)
・生徒と不適切行為 2教諭懲戒免職/五所商
(7/2,東奥日報,青森,高,20代の男性教諭2名。女生徒を家に招き入れる)
・教員免許:中学の臨時講師、更新せずに授業(7/3,毎日,大分,中,女,30代)
・下半身露出の高校教頭逮捕=パチンコ店で女性店員に
(7/4,時事通信,福島,高,男,51)
・井川小教諭をひき逃げ容疑で取り調べ(7/4,秋田魁新報,秋田,小,女,49)
・部活指導中に生徒にキス 栃木県教委 教諭を減給(7/5,産経,栃木,中,男,55)
・校長から降任の男性教諭、酒気帯びで停職処分(7/5,産経,大分,中,男,55)
・個人情報入りUSB紛失、大阪府立学校で隠蔽(7/6,読売,大阪,女,30代)
・授業中にガムかみ 休み時間にセクハラ疑惑(7/7,産経,東京,小,男,40代)
・車と衝突、バイクの男性重体 車運転の女性教諭を逮捕(7/7,産経,兵庫,小,女,47)
・県立高教諭2人、懲戒免 静岡県教委
(7/8,静岡新聞,静岡,盗撮:高男30,酒気帯び運転:高男41)
・「他の男性との関係を知ろうと…」女性宅侵入した小学教諭を懲戒処分
(7/8,サンスポ,広島,小,男,28)
・小学教諭ら2人逮捕、パチンコ店で置き引き容疑(7/9,朝日,大阪,小男25,26)
・酒気帯び容疑で逮捕の中学教諭を懲戒免職(7/9,山形新聞,山形,中,男,53)
・スカート内盗撮か 幼児園教諭逮捕 容疑で井原署(7/11,山陽新聞,岡山,幼,男,22)
・大阪市教委:全盲生徒に「時計見ろ」 女性教諭を分限免職(7/11,毎日,大阪,中,女)
・中2少女とみだらな行為 容疑で栃木市立中教諭逮捕
(7/13,神奈川新聞,栃木,中,男,25)
・酒気帯び運転の小学教頭、停職6カ月 札幌市教委
(7/13,北海道新聞,北海道,小,男,50)
・女生徒にわいせつ行為や窃盗 男性教諭2人懲戒免職
(7/13,日刊スポーツ,埼玉,高男50:わいせつ,高男54:窃盗)
・書店で盗撮、47歳小学教諭を停職6カ月処分(7/14,産経,岐阜,小,男,47)
・「生徒の着替え見たかった」修学旅行の女風呂で裸盗撮容疑
(7/14,サンスポ,埼玉,中,男,32)
・勤務先の女子トイレで盗撮 奈良北高の30歳元教諭を再逮捕(7/15,産経,奈良)
・飲酒運転の教諭懲戒免職 (7/15,NHK,宮城,高,男,50代)
・中学校を脅迫 講師を懲戒免職(7/15,NHK,秋田,中,男,25)
・中学教諭、女子生徒触る わいせつ行為で懲戒処分(7/16,福島民友,福島,中,男,45)
・高校教諭 みだらな行為の疑い(7/17,NHK,宮城,高,男,36)
・亘理高教諭を逮捕 10代少女と淫行容疑 (7/18,河北新報,福島,高,男,36)
・小学校長、交通切符破る 「自分だけ捕まるの不公平だ」(7/18,産経,岡山,小,男,53)
・電車内で女性の尻触った疑い、中学校教諭逮捕(7/19,TBS,神奈川,中,男,61)
・危険ドラッグ所持疑い、静岡の高校教諭を逮捕(7/19,日刊スポーツ,静岡,高,45)
・高校教諭、生徒を「うちの下僕ども」 フェイスブックに書き込み
(7/20,産経,埼玉,高,男,40代)
・重度障害生徒に教諭が体罰、別の生徒にも暴言か(7/20,産経,大阪,特,男)
・女子生徒の着替えを盗撮、中学教諭認める(7/20,朝日,愛知,中,男,30)
・部活中の体罰で男性教諭減給(7/20,岩手日報,岩手,高,男,40代)
・ひき逃げで逮捕の和歌山高校教諭を懲戒免職(7/21,和歌山放送,和歌山,高,男,57)
・戒告処分:信用失墜行為で校長を(7/21,毎日,千葉,小,男,59)
・人身事故起こした女性教諭戒告処分(7/21,四国新聞,香川,小,女,43)
・住居侵入:教え子宅侵入の教諭ら2人処分
(7/21,毎日,熊本,侵入:小男49,部活動費不適切管理:中男53)
・<盗撮>小学生女児の水着着替え姿を…高松の小学校教員逮捕
(7/23,毎日,香川,小,男,37)
・県教委、万引の教諭を停職処分(7/23,山形新聞,山形,小,女,50代)
・学校前の店先で缶酎ハイ飲んだ教諭、校長が発見(7/27,読売,兵庫,小,男,45)
・生徒の顔にチョークで落書き 都立高教諭を処分(7/27,産経,東京,高,男,55)
・飲食店主に暴行 中学教諭に減給処分(7/27,鹿児島読売テレビ,山梨,中,男,50代)
・行政ファイル:2教員に戒告処分
(7/27,毎日,兵庫,願書出し忘れ:中男52,勤務中飲酒:小男45)
・女性宅に侵入…バイクと接触事故 教諭2人を懲戒処分
(7/29,埼玉新聞,埼玉,交通事故:中女59,住居侵入:小男28)
・男子高生にAV見せ股間触る 「距離感誤った」教諭停職(7/29,朝日,大阪,高,男,36)
・小学校教諭を殴った高校教諭逮捕(7/30,スポニチ,群馬,高,男,50)
今月は,部屋の改造をしました。L字デスクを購入し,スペースの無駄を省き,本棚の増設もしました。部屋がスッキリし,ちょっとは気持ちよく仕事ができるようになりました。
しかし体はストレスを感じているようで,4日ほど前から,帯状疱疹ができてしまっています。子どもの頃,派手な水疱瘡になりましたが,そのウィリスが再発したとのこと。過労やストレスで免疫が弱っているとのことですが,そうなのかなあ。1日8時間,バッチリ寝ているのですが。
さて,今月ネット上で把握した教員の不祥事報道は47件です。薄着の夏ということで,盗撮が多いですが,「生徒にAVを見せて股間を触る」,「交通違反の切符を切られた校長がそれを破る」など,驚かされる事案もみられます。
明日から8月。夏も盛り,背景もそれにふさわしいものにします。
<2016年7月の教員不祥事報道>
・女子寮で下着盗んだ疑い 小学校講師を逮捕(7/1,秋田魁新報,秋田,小,男,25)
・生徒と不適切行為 2教諭懲戒免職/五所商
(7/2,東奥日報,青森,高,20代の男性教諭2名。女生徒を家に招き入れる)
・教員免許:中学の臨時講師、更新せずに授業(7/3,毎日,大分,中,女,30代)
・下半身露出の高校教頭逮捕=パチンコ店で女性店員に
(7/4,時事通信,福島,高,男,51)
・井川小教諭をひき逃げ容疑で取り調べ(7/4,秋田魁新報,秋田,小,女,49)
・部活指導中に生徒にキス 栃木県教委 教諭を減給(7/5,産経,栃木,中,男,55)
・校長から降任の男性教諭、酒気帯びで停職処分(7/5,産経,大分,中,男,55)
・個人情報入りUSB紛失、大阪府立学校で隠蔽(7/6,読売,大阪,女,30代)
・授業中にガムかみ 休み時間にセクハラ疑惑(7/7,産経,東京,小,男,40代)
・車と衝突、バイクの男性重体 車運転の女性教諭を逮捕(7/7,産経,兵庫,小,女,47)
・県立高教諭2人、懲戒免 静岡県教委
(7/8,静岡新聞,静岡,盗撮:高男30,酒気帯び運転:高男41)
・「他の男性との関係を知ろうと…」女性宅侵入した小学教諭を懲戒処分
(7/8,サンスポ,広島,小,男,28)
・小学教諭ら2人逮捕、パチンコ店で置き引き容疑(7/9,朝日,大阪,小男25,26)
・酒気帯び容疑で逮捕の中学教諭を懲戒免職(7/9,山形新聞,山形,中,男,53)
・スカート内盗撮か 幼児園教諭逮捕 容疑で井原署(7/11,山陽新聞,岡山,幼,男,22)
・大阪市教委:全盲生徒に「時計見ろ」 女性教諭を分限免職(7/11,毎日,大阪,中,女)
・中2少女とみだらな行為 容疑で栃木市立中教諭逮捕
(7/13,神奈川新聞,栃木,中,男,25)
・酒気帯び運転の小学教頭、停職6カ月 札幌市教委
(7/13,北海道新聞,北海道,小,男,50)
・女生徒にわいせつ行為や窃盗 男性教諭2人懲戒免職
(7/13,日刊スポーツ,埼玉,高男50:わいせつ,高男54:窃盗)
・書店で盗撮、47歳小学教諭を停職6カ月処分(7/14,産経,岐阜,小,男,47)
・「生徒の着替え見たかった」修学旅行の女風呂で裸盗撮容疑
(7/14,サンスポ,埼玉,中,男,32)
・勤務先の女子トイレで盗撮 奈良北高の30歳元教諭を再逮捕(7/15,産経,奈良)
・飲酒運転の教諭懲戒免職 (7/15,NHK,宮城,高,男,50代)
・中学校を脅迫 講師を懲戒免職(7/15,NHK,秋田,中,男,25)
・中学教諭、女子生徒触る わいせつ行為で懲戒処分(7/16,福島民友,福島,中,男,45)
・高校教諭 みだらな行為の疑い(7/17,NHK,宮城,高,男,36)
・亘理高教諭を逮捕 10代少女と淫行容疑 (7/18,河北新報,福島,高,男,36)
・小学校長、交通切符破る 「自分だけ捕まるの不公平だ」(7/18,産経,岡山,小,男,53)
・電車内で女性の尻触った疑い、中学校教諭逮捕(7/19,TBS,神奈川,中,男,61)
・危険ドラッグ所持疑い、静岡の高校教諭を逮捕(7/19,日刊スポーツ,静岡,高,45)
・高校教諭、生徒を「うちの下僕ども」 フェイスブックに書き込み
(7/20,産経,埼玉,高,男,40代)
・重度障害生徒に教諭が体罰、別の生徒にも暴言か(7/20,産経,大阪,特,男)
・女子生徒の着替えを盗撮、中学教諭認める(7/20,朝日,愛知,中,男,30)
・部活中の体罰で男性教諭減給(7/20,岩手日報,岩手,高,男,40代)
・ひき逃げで逮捕の和歌山高校教諭を懲戒免職(7/21,和歌山放送,和歌山,高,男,57)
・戒告処分:信用失墜行為で校長を(7/21,毎日,千葉,小,男,59)
・人身事故起こした女性教諭戒告処分(7/21,四国新聞,香川,小,女,43)
・住居侵入:教え子宅侵入の教諭ら2人処分
(7/21,毎日,熊本,侵入:小男49,部活動費不適切管理:中男53)
・<盗撮>小学生女児の水着着替え姿を…高松の小学校教員逮捕
(7/23,毎日,香川,小,男,37)
・県教委、万引の教諭を停職処分(7/23,山形新聞,山形,小,女,50代)
・学校前の店先で缶酎ハイ飲んだ教諭、校長が発見(7/27,読売,兵庫,小,男,45)
・生徒の顔にチョークで落書き 都立高教諭を処分(7/27,産経,東京,高,男,55)
・飲食店主に暴行 中学教諭に減給処分(7/27,鹿児島読売テレビ,山梨,中,男,50代)
・行政ファイル:2教員に戒告処分
(7/27,毎日,兵庫,願書出し忘れ:中男52,勤務中飲酒:小男45)
・女性宅に侵入…バイクと接触事故 教諭2人を懲戒処分
(7/29,埼玉新聞,埼玉,交通事故:中女59,住居侵入:小男28)
・男子高生にAV見せ股間触る 「距離感誤った」教諭停職(7/29,朝日,大阪,高,男,36)
・小学校教諭を殴った高校教諭逮捕(7/30,スポニチ,群馬,高,男,50)
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