2015年12月16日水曜日

睡眠時間の減少

 総務省の『社会生活基本調査』は,国民のいろいろな生活行動の実施率や平均時間が分かるスグレモノです。主な項目は,時系列の推移をまとめた表も公開されています。

 上記サイトの表2は,主な行動の平均時間(1日あたり)の推移表ですが,これを眺めていたら,「はて?」という現象に気付きました。睡眠時間の減少です。下の図は,生産年齢の男女の変化を折れ線グラフにしたものです。


 20代は90年代以降増えていますが,これは進学率の上昇により,学生が増えたためでしょう。30代女性の睡眠時間も長くなっていますが,未婚化の進行により,子どもがいない女性が増えているためでしょうか。

 しかし,30~50代の男性,40~50代の女性は,一貫した右下がりです。とくに中年女性はキツイ。就業率の上昇に加え,晩婚化・晩産化の進行により,育児と介護の「ダブルケア」を負わされる女性が増加していることの表れとみられます。

 この点については,12月10日の記事でも書きましたが,睡眠時間の時系列変化にも,明瞭に表われていることに驚かされます。

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