月末恒例の教員不祥事報道の整理です。今年も継続いたします。今月,私がネット上でキャッチした報道は19件です。年始めのためか,やや少なめでした。*赤字の事案は,ある方の情報提供で知りました。感謝申します。
ただ,児童の顔に落書き,校長がいじめ相談に「死ねば対応」など,初耳の事案も見受けられます。わいせつと体罰が多いのは,毎月のことです。
昨日は都内でも雪が降りました。今日は晴れましたが,風が冷たかったですね。明日から2月,寒い日はまだ続きます。風邪などひかれませぬよう。
<2015年1月の教員不祥事報道>
・窃盗容疑で中学教諭逮捕=同僚の机から現金(1/7,神奈川,時事通信,中,男,27)
・強制わいせつ容疑で都立高校教諭を逮捕(1/7,埼玉新聞,東京,高,男)
・中学生にみだらな行為の疑い、小学校臨時教諭逮捕(1/9,TBS,神奈川,小,男,23)
・羽島の小学教諭逮捕 少女の裸動画、送信疑い(1/10,岐阜新聞,岐阜,小,男,30)
・酒気帯び運転容疑、中学教諭を逮捕 浜松(1/13,静岡新聞,静岡,中,女,39)
・教え子着替え盗撮の高校教諭懲戒免職(1/14,東奥新聞,青森,高,男,26)
・生徒に頭突きで顔面骨折、中学教諭を処分(1/16,西日本新聞,鹿児島,中,男,44)
・女子生徒にわいせつ 高校教諭ら3人を処分
(1/16,神奈川新聞,神奈川,わいせつ:高男27,中男39,体罰:中男30)
・いじめ相談に校長「死ねば対応」 大阪・守口の中学校(1/16,共同通信,大阪,中)
・公金横領(新潟市,市による公開,高,男,43)
・児童顔に落書き 教諭がいじめ(1/22,琉球新報,沖縄,小,40代)
・停職1カ月 死亡事故起こした県立高の教諭(1/22,静岡新聞,静岡,高,男,30)
・LINEで生徒3人に「好き」 都教委、中学教員を処分
(1/24,朝日,東京,不適切発言:中男41,万引き:特女39,窃盗:中男26,わいせつ:中男49,暴言:高58,体罰:小男49)
・小学校の男性講師、男児8人にセクハラ 堺市教委が懲戒免職処分(1/24,産経新聞,大阪,小,男,24)
・スカート内撮影 横浜市教委が男性教諭を処分(1/27,神奈川新聞,神奈川,小,男,40)
・女子児童にわいせつ、撮影も=小学校教諭を懲戒免職
(1/30,時事通信,兵庫,小,男,30代)
・乙訓高野球部監督が体罰 夏の京都大会で準優勝の経験も(1/30,京都,高,男,47)
・監督が体罰、辞任 流経柏高ラグビー部(1/31,千葉日報,千葉,高,男,53)
・盗撮目的で勤務先の中学女子トイレ侵入容疑 講師逮捕(1/31,朝日,愛知,中,男,30)
2015年1月31日土曜日
2015年1月30日金曜日
世帯構造内の貧困分布
世帯は生計の基本的な単位ですが,それには単身世帯,核家族世帯,3世代世帯など,いくつかのバリエーションがあります。
厚労省の『国民生活基礎調査』では,こうした世帯類型ごとの年収分布が明らかにされています。ありがたいことに,単身世帯は男性と女性に分けられています。最近よくいわれる,単身女性の貧困というような現象がみられるでしょうか。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21.html
例によって,各世帯タイプの量の比重も睨み合わせた図をつくってみました。まずは,グラフの元データをみていただきましょう。原資料の年収カテゴリーを簡略化しています。
赤字は最頻値ですが,世帯タイプによって位置が違っています。単身世帯は200万未満が最多ですが,女性の単身世帯では,全体の実に6割をも占めています。この層がマイノリティーかというと,決してそうではありません。全世帯の12.3%,およそ8分の1です。
それでは,恒例の図を掲げましょう。縦幅で年収分布,横幅で各層の量を表しています。現代日本における,世帯構造内の貧困分布図です。
注目すべきは黒色の領分ですが,単身世帯では大きな幅を利かせています。男性単身世帯では4割,女性単身世帯では6割です。
この中の少なからぬ部分は高齢の単身世帯でしょうが,若年の単身世帯に限ると,黒色の比重はもっと上がるのではないでしょうか。年齢までを統制できませんが,よくいわれる貧困が社会の特定の層に集中している様相は読み取れるかと思います。
1月22日の記事でも申しましたが,大切なことは,こうした層ごとの観察を怠らないことです。
厚労省の『国民生活基礎調査』では,こうした世帯類型ごとの年収分布が明らかにされています。ありがたいことに,単身世帯は男性と女性に分けられています。最近よくいわれる,単身女性の貧困というような現象がみられるでしょうか。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21.html
例によって,各世帯タイプの量の比重も睨み合わせた図をつくってみました。まずは,グラフの元データをみていただきましょう。原資料の年収カテゴリーを簡略化しています。
赤字は最頻値ですが,世帯タイプによって位置が違っています。単身世帯は200万未満が最多ですが,女性の単身世帯では,全体の実に6割をも占めています。この層がマイノリティーかというと,決してそうではありません。全世帯の12.3%,およそ8分の1です。
それでは,恒例の図を掲げましょう。縦幅で年収分布,横幅で各層の量を表しています。現代日本における,世帯構造内の貧困分布図です。
注目すべきは黒色の領分ですが,単身世帯では大きな幅を利かせています。男性単身世帯では4割,女性単身世帯では6割です。
この中の少なからぬ部分は高齢の単身世帯でしょうが,若年の単身世帯に限ると,黒色の比重はもっと上がるのではないでしょうか。年齢までを統制できませんが,よくいわれる貧困が社会の特定の層に集中している様相は読み取れるかと思います。
1月22日の記事でも申しましたが,大切なことは,こうした層ごとの観察を怠らないことです。
2015年1月28日水曜日
年功賃金の産業比較
トヨタ自動車が,年功賃金体系を若年層に手厚い仕組みに変更する方針を打ち出しています。若手に責任感を持たせる,彼らの定着を促すうえでも,効果があると期待されます。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6147548
「何歳であるか」よりも「何ができるか」を重視する能力給への移行は,昔に比べたら進んでいるのでしょうが,まだ広く普及しているとはいえないでしょう。
このことは,入職して間もない20代と定年間際の50代の年収を比較すると,よく分かります。2012年の『就業構造基本調査』をもとに,男性正社員の両年齢層の年収分布表をつくると,以下のようになります。
http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm
20代354万人,50代481万人の年収分布ですが,中央の相対度数をみると,分布の型が大きく違っています。20代のモードは300万円台ですが,50代は700万円台です。平均年収を出しても,20代は321万円であるのに対し,50代は637万円にもなります。倍近くの差です。
両群の年収分布がどれほどズレているかは,右端の累積相対度数をグラフにすることで可視化されます。横軸に20代,縦軸に50代の累積相対度数をとった座標上に,14の年収階層を位置づけ,線でつないでみました。年功賃金の度合いを示す,年功ローレンツ曲線です。
ほう,曲線の底がかなり深くなっていますね。それもそのはず。何せ,年収600万以上が20代では18%なのに対し,50代では51%をも占めるのですから。
上図の曲線の深さによって,両群の年収格差,すなわち年功賃金の度合いが教えられるのですが,それを数値で表してみましょう。計算するのは,ジニ係数です。対角線と曲線で囲まれた面積を2倍した値です。この値を計算すると,0.677にもなります。
ジニ係数が高いと判断される目安は0.4ですが,それを大きく上回っています。それだけわが国では,年功賃金は未だに色濃い,ということです。
さて,この年功ジニ係数を産業別に計算したらどうでしょう。年齢重視の年功賃金が幅を利かせていのはどの業種か。予想としては,公務員などは値がメチャ高いことでしょう。私は,先ほどと同じやり方にて,20の産業の年功ジニ係数を明らかにしました。
予想通り,トップは公務員です。年功ジニ係数は0.971!日経デュアルの記事でも書きましたが,まさに「人の価値は年齢によって決まるシステム」ですね。しかるに財政が逼迫し,職員の高齢化も進む中,この制度をいつまで維持できるかは未知数です。
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3559
ほか,公によって担われる度合いの高い教育やライフライン業も,年功賃金が色濃くなっています。新興産業の情報通信業(IT)は,年齢関係なしの実力の世界と聞きますが,以外に年功ジニ係数が高いのですね。金融・保険業も・・・。
反対に,自然を相手にする農林漁業では,年功賃金の性格は比較的薄いようです。漁業はわずか0.147であり,20代と50代の年収分布にほとんど差がありません。最近,若者を積極的に募集している業種ですが,ガンバリに応えてくれる業種といえましょうか。運輸・郵便業の年功ジニ係数が小さいのはなぜでしょう。トラックで稼ぐも腕次第,ということでしょうか。
「何歳であるか」よりも「何ができるか」に重きを置く能力給への移行が推奨されていますが,それがどれほど具現されたかは数値で「見える化」できます。産業別の値も随時公開し,各業界のインセンティヴを高めていくことも求められるでしょう。
最近,「女性の活躍 見える化サイト」なるものを内閣府が設けていますが,これなども,同じねらいを持った取り組みであると思われます。推奨する動きの程度を数値で可視化する。分野を問わず,とても重要なことといえましょう。
http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/mierukasite.html
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6147548
「何歳であるか」よりも「何ができるか」を重視する能力給への移行は,昔に比べたら進んでいるのでしょうが,まだ広く普及しているとはいえないでしょう。
このことは,入職して間もない20代と定年間際の50代の年収を比較すると,よく分かります。2012年の『就業構造基本調査』をもとに,男性正社員の両年齢層の年収分布表をつくると,以下のようになります。
http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm
20代354万人,50代481万人の年収分布ですが,中央の相対度数をみると,分布の型が大きく違っています。20代のモードは300万円台ですが,50代は700万円台です。平均年収を出しても,20代は321万円であるのに対し,50代は637万円にもなります。倍近くの差です。
両群の年収分布がどれほどズレているかは,右端の累積相対度数をグラフにすることで可視化されます。横軸に20代,縦軸に50代の累積相対度数をとった座標上に,14の年収階層を位置づけ,線でつないでみました。年功賃金の度合いを示す,年功ローレンツ曲線です。
ほう,曲線の底がかなり深くなっていますね。それもそのはず。何せ,年収600万以上が20代では18%なのに対し,50代では51%をも占めるのですから。
上図の曲線の深さによって,両群の年収格差,すなわち年功賃金の度合いが教えられるのですが,それを数値で表してみましょう。計算するのは,ジニ係数です。対角線と曲線で囲まれた面積を2倍した値です。この値を計算すると,0.677にもなります。
ジニ係数が高いと判断される目安は0.4ですが,それを大きく上回っています。それだけわが国では,年功賃金は未だに色濃い,ということです。
さて,この年功ジニ係数を産業別に計算したらどうでしょう。年齢重視の年功賃金が幅を利かせていのはどの業種か。予想としては,公務員などは値がメチャ高いことでしょう。私は,先ほどと同じやり方にて,20の産業の年功ジニ係数を明らかにしました。
予想通り,トップは公務員です。年功ジニ係数は0.971!日経デュアルの記事でも書きましたが,まさに「人の価値は年齢によって決まるシステム」ですね。しかるに財政が逼迫し,職員の高齢化も進む中,この制度をいつまで維持できるかは未知数です。
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3559
ほか,公によって担われる度合いの高い教育やライフライン業も,年功賃金が色濃くなっています。新興産業の情報通信業(IT)は,年齢関係なしの実力の世界と聞きますが,以外に年功ジニ係数が高いのですね。金融・保険業も・・・。
反対に,自然を相手にする農林漁業では,年功賃金の性格は比較的薄いようです。漁業はわずか0.147であり,20代と50代の年収分布にほとんど差がありません。最近,若者を積極的に募集している業種ですが,ガンバリに応えてくれる業種といえましょうか。運輸・郵便業の年功ジニ係数が小さいのはなぜでしょう。トラックで稼ぐも腕次第,ということでしょうか。
「何歳であるか」よりも「何ができるか」に重きを置く能力給への移行が推奨されていますが,それがどれほど具現されたかは数値で「見える化」できます。産業別の値も随時公開し,各業界のインセンティヴを高めていくことも求められるでしょう。
最近,「女性の活躍 見える化サイト」なるものを内閣府が設けていますが,これなども,同じねらいを持った取り組みであると思われます。推奨する動きの程度を数値で可視化する。分野を問わず,とても重要なことといえましょう。
http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/mierukasite.html
2015年1月27日火曜日
新卒就職者の非正規化
タイトルをみて,「ああ,『学校基本調査』の進路統計の分析だな」と思われ方も多いでしょうが,本調査で正規・非正規の就職者数が別個にカウントされるようになったのは,つい最近のことです。
よって,よくいわれる「新卒就職者の非正規化」というトレンドもあまり可視化されていないのですが,『就業構造基本調査』のデータを使って,それが可能であることに気づきました。
2012年の同調査では,卒業年と初職のクロス表が公表されています(下記サイトの表167です)。この表から,各年の卒業者が,最初にどういう形態の職に就いたのかを知ることができます。卒業後しばらくしてから就職する者もいますが,ここでは「卒業後1年未満の間に就職した者」に限ることとします。大半が,卒業後直ちに職に就いた新卒就職者とみてよいでしょう。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&tclassID=000001048178&cycleCode=0&requestSender=search
私はこの方式で,高卒と大卒の新卒就職者の初職変化を明らかにしました。正規が何%,非正規が何%というデータです。ジェンダー差も見るため,男女で分けました。では,2×2の4つの面グラフをご覧ください。1983~2012年の30年間の変化図です。
時とともに,非正規雇用の領分が広がってきています。大卒男子でみると,1983年の非正規率はたった3.6%でしたが,2012年の卒業者では実に25.3%,4分の1にも達しています。高卒ではもっとすごく,男子で26.4%,女子では35.7%です。
私は1999年の卒業生で,いわゆるロスジェネといわれる世代ですが,私なんかの頃よりも非正規比重が増えているのだなあ。まあ最近では,事態はちょっとばかし改善しているのでしょうけど。
以上は高卒と大卒の図ですが,他の学校卒業者はどうかという関心もあるでしょう。6つの学歴カテゴリーの初職内訳図をつくってみました。1983年と2012年の断面図を並べてみます。下に掲げるのは,男性の図です。
どの群でも非正規の比重が増してきています。最近の大学院卒では2割ほどが非正規ですが,オーバードクター問題の深刻化の表れでしょうか・・・。
別に,初職が正規雇用からスタートしないといけないという決まりはありません。諸外国では,キャリアは非正規からスタートし,徐々に正規に移行していくのが通例であると聞きます。今回みたのは,卒業直後の時点の静態図ですが,問題とすべきは,その後において非正規から正規への移動可能性がどれほど開かれているかです。
上記サイトの表167では,初職と現職の関係も明らかにされています。初職が非正規であった者のうち,どれほどが現在正規に就いているか。その比率は過去に比してどう変わってきているか。回を改めて,検討してみたい課題です。
よって,よくいわれる「新卒就職者の非正規化」というトレンドもあまり可視化されていないのですが,『就業構造基本調査』のデータを使って,それが可能であることに気づきました。
2012年の同調査では,卒業年と初職のクロス表が公表されています(下記サイトの表167です)。この表から,各年の卒業者が,最初にどういう形態の職に就いたのかを知ることができます。卒業後しばらくしてから就職する者もいますが,ここでは「卒業後1年未満の間に就職した者」に限ることとします。大半が,卒業後直ちに職に就いた新卒就職者とみてよいでしょう。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&tclassID=000001048178&cycleCode=0&requestSender=search
私はこの方式で,高卒と大卒の新卒就職者の初職変化を明らかにしました。正規が何%,非正規が何%というデータです。ジェンダー差も見るため,男女で分けました。では,2×2の4つの面グラフをご覧ください。1983~2012年の30年間の変化図です。
時とともに,非正規雇用の領分が広がってきています。大卒男子でみると,1983年の非正規率はたった3.6%でしたが,2012年の卒業者では実に25.3%,4分の1にも達しています。高卒ではもっとすごく,男子で26.4%,女子では35.7%です。
私は1999年の卒業生で,いわゆるロスジェネといわれる世代ですが,私なんかの頃よりも非正規比重が増えているのだなあ。まあ最近では,事態はちょっとばかし改善しているのでしょうけど。
以上は高卒と大卒の図ですが,他の学校卒業者はどうかという関心もあるでしょう。6つの学歴カテゴリーの初職内訳図をつくってみました。1983年と2012年の断面図を並べてみます。下に掲げるのは,男性の図です。
どの群でも非正規の比重が増してきています。最近の大学院卒では2割ほどが非正規ですが,オーバードクター問題の深刻化の表れでしょうか・・・。
別に,初職が正規雇用からスタートしないといけないという決まりはありません。諸外国では,キャリアは非正規からスタートし,徐々に正規に移行していくのが通例であると聞きます。今回みたのは,卒業直後の時点の静態図ですが,問題とすべきは,その後において非正規から正規への移動可能性がどれほど開かれているかです。
上記サイトの表167では,初職と現職の関係も明らかにされています。初職が非正規であった者のうち,どれほどが現在正規に就いているか。その比率は過去に比してどう変わってきているか。回を改めて,検討してみたい課題です。
2015年1月25日日曜日
職業別の離・死別者率
昨年の2月9日の記事では,職業別の生涯未婚率を出したのですが,『国勢調査』の抽出詳細集計のデータから,離別・死別者の割合も計算することができます。さすがは国の基幹統計,スゴイですね。
私は,30~40代の正社員男女の離・死別者率を職業別に明らかにしてみました。この年齢では,多くが離婚を経験した離別者でしょう。職業別の離婚率というのも,いささかタブーな感じがするテーマですが,現実はどうなのでしょうか。
2010年の『国勢調査』によると,30~40代の男性正規教員30万8560人のうち,離・死別者は6420人となっています。よって,離・死別者率は2.1%となります。女性教員の値は4.9%と,男性より高くなっています。インテリの女性は離婚しやすいと,何かの本で読んだことがありますが,そうなのでしょうか。
他の職業の離・死別者率も出してみましょう。以下に掲げるのは,働き盛りの正規職員男女の離・死別者率です。下記サイトの表7より,必要な数字を採取して作成しました。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001050829&cycode=0
表の上のほうをみると,管理職の女性は離・死別者率(≒離別者率)が高くなっています。管理的公務員は11.6%,その他管理職は15.8%,およそ7人に1人です。それと,保健医療従事者(医師など)の率も高いですね。先の記事でみたように,バリバリのキャリアウーマンは未婚率が高いのですが,離婚率も然り??
なお,値がもっと高い職業もあり,女性の介護職や清掃職では2割以上が離・死別者率です。これは,当該職業の女性の離婚確率が高いというのではないでしょう。夫と離婚した後,生計を立てるために当該の職に就く女性が多いのだとみられます。
女性の数値は読み方に注意が要りますが,男性の場合は,それぞれの職業の離婚確確率の高さとみてよいのではないでしょうか。男性の離・死別者率をみると,ホワイトカラー職よりも,ブルーカラーや農林漁業職で高くなっています(赤字は上位5位)。マックスは,自動車運転職の8.6%です。
トラック,バス,タクシー等の運転手ですが,給料が低く,勤務時間が不規則であるという条件が,家族解体の引き金となってしまうのかしらん。ちなみに女性の同職は,33.4%(3人に1人)が離・死別者です。主婦だった女性が,離婚後直ちに就ける職ではないように思いますが,男女ともに,働き盛りの正社員の離婚率が高い職業とみてよいのでしょうか。
上表のデータをグラフ化しましょう。横軸に男性,縦軸に女性の離・死別者率をとった座標上に,男女の値が分かる55の職業をプロットしてみました。
男女とも離・死別者率が高い自動車運転職は,右上のかっ飛んだ位置にあります。未婚率と違って,男女の率はおおむね相関しており,ブルーカラー職で高く,ホワイトカラー職で低い傾向に性差はないようです。
先ほど述べたように女性の場合は読み方に注意が必要ですが,男性は,各職業の離婚確率のメジャーとみてよいでしょう,
自動車運転職のダントツの高さ。この職業の大変さはよく報じられるところですが,業界の方は,今回のデータをどのようにご覧になるでしょうか。働き盛りの正社員のうち,離・死別者(≒離婚を経験した離別者)が何%いるか。官庁統計から算出された,一つの事実として提示しておきたいと思います。
私は,30~40代の正社員男女の離・死別者率を職業別に明らかにしてみました。この年齢では,多くが離婚を経験した離別者でしょう。職業別の離婚率というのも,いささかタブーな感じがするテーマですが,現実はどうなのでしょうか。
2010年の『国勢調査』によると,30~40代の男性正規教員30万8560人のうち,離・死別者は6420人となっています。よって,離・死別者率は2.1%となります。女性教員の値は4.9%と,男性より高くなっています。インテリの女性は離婚しやすいと,何かの本で読んだことがありますが,そうなのでしょうか。
他の職業の離・死別者率も出してみましょう。以下に掲げるのは,働き盛りの正規職員男女の離・死別者率です。下記サイトの表7より,必要な数字を採取して作成しました。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001050829&cycode=0
表の上のほうをみると,管理職の女性は離・死別者率(≒離別者率)が高くなっています。管理的公務員は11.6%,その他管理職は15.8%,およそ7人に1人です。それと,保健医療従事者(医師など)の率も高いですね。先の記事でみたように,バリバリのキャリアウーマンは未婚率が高いのですが,離婚率も然り??
なお,値がもっと高い職業もあり,女性の介護職や清掃職では2割以上が離・死別者率です。これは,当該職業の女性の離婚確率が高いというのではないでしょう。夫と離婚した後,生計を立てるために当該の職に就く女性が多いのだとみられます。
女性の数値は読み方に注意が要りますが,男性の場合は,それぞれの職業の離婚確確率の高さとみてよいのではないでしょうか。男性の離・死別者率をみると,ホワイトカラー職よりも,ブルーカラーや農林漁業職で高くなっています(赤字は上位5位)。マックスは,自動車運転職の8.6%です。
トラック,バス,タクシー等の運転手ですが,給料が低く,勤務時間が不規則であるという条件が,家族解体の引き金となってしまうのかしらん。ちなみに女性の同職は,33.4%(3人に1人)が離・死別者です。主婦だった女性が,離婚後直ちに就ける職ではないように思いますが,男女ともに,働き盛りの正社員の離婚率が高い職業とみてよいのでしょうか。
上表のデータをグラフ化しましょう。横軸に男性,縦軸に女性の離・死別者率をとった座標上に,男女の値が分かる55の職業をプロットしてみました。
男女とも離・死別者率が高い自動車運転職は,右上のかっ飛んだ位置にあります。未婚率と違って,男女の率はおおむね相関しており,ブルーカラー職で高く,ホワイトカラー職で低い傾向に性差はないようです。
先ほど述べたように女性の場合は読み方に注意が必要ですが,男性は,各職業の離婚確率のメジャーとみてよいでしょう,
自動車運転職のダントツの高さ。この職業の大変さはよく報じられるところですが,業界の方は,今回のデータをどのようにご覧になるでしょうか。働き盛りの正社員のうち,離・死別者(≒離婚を経験した離別者)が何%いるか。官庁統計から算出された,一つの事実として提示しておきたいと思います。
2015年1月22日木曜日
飢餓経験の分布
日本は飢餓とは無縁の国と思われていますが,最近にあっては,そうでもないことがしばしば指摘されています。餓死の報道に接することはよくありますし,統計でみても,「食料の不足」が原因の死亡者(餓死者)は存在します。
死には至らずとも,飢餓状態で苦しんでいる人,十分な食料がない状態で過ごしている人まで射程に入れれば,相当の数にのぼるのではないでしょうか。格差社会化,孤族化というような,近年のわが国の社会変化を考えると,こういう懸念が持たれます。
実は,最新の『世界価値観調査』(2010~14年)において,この点がダイレクトに尋ねられています。「この1年間,十分な食料がない状態で過ごしたことがある」という項目を提示し,4段階で頻度を答えてもらう設問です。
http://www.worldvaluessurvey.org/wvs.jsp
日本の回答者2443人(16歳以上)のうち,この項目に「しばしばある」ないしは「時々ある」と答えた者は121人となっています。よって,飢餓経験率は5.0%と算出されます。国民20人に1人です。
この比率を人口の概数(1億2千万人)に乗じると,600万人となります。ほう,結構な数ですね。東京都の人口の約半分が飢えを経験していることになります。ネグリジブル・スモールではありません。
これは国民全体の数値ですが,問題とすべきは,飢餓経験が社会的にどのように分布しているかです。おそらくは,社会的な不利益を被りやすい層に多く分布していることでしょう。
私は,年齢と学歴という軸で国民を9つの層に分かち,各層の飢餓経験率を計算してみました。日本は世界でも有数の学歴社会ですが,低学歴層ほど飢餓経験率は高いことでしょう。また,年齢という基本属性も重要であり,最近は若者の貧困がよくいわれていますが,そういう傾向がみられるか。このような関心においてです。
以下に,計算の原表を掲げます。
年齢3カテゴリー,学歴3カテゴリーをクロスして9つの群を設定し,各群の飢餓経験率を出しています。予想通り,若年層ほど,低学歴層ほど経験率が高いですね。30歳未満の義務教育学校卒の群では,該当者の17.9%(6人に1人)が飢餓を経験しています。
この群はサンプルの上では28人であり,全体(2389人)の中では完全にマイノリティーです。こうした全体の中での位置,文脈をも同時に観察しなければなりますまい。
ここで,例の面積図が役に立ちます。9つの群の量的規模を四角形の面積表現し,飢餓経験率に応じて,3段階で塗り分けた図をつくってみました。
どうでしょう。若年の低学歴層に飢餓経験が集中している様が見てとれます。抽象度を上げていうと,少数の層に困難が凝縮されているとでもいえましょうか。少子高齢化,高学歴化が著しく進んだ現代日本における,飢餓経験の分布図です。
日本は,生存が脅かされるようなことはない社会であるといわれます。たしかに,飢餓率や犯罪被害率のような指標の低さは,世界でもトップレベルです。しかしそれは国民全体でみた話であり,社会的な層ごとに観察すると,違った様相が見出されることがしばしばです。
日本は豊かな社会ですが,それだけに,少数の不利な層の状況が見えにくいともいえるでしょう。貧困や福祉に関わる施策のエビデンスになるのは,国民全体の貧困率が*%というようなデータだけではありません。階層別のデータも備わることで,より説得力が高いものになります。
全体を眺めた後は,部分(層)に「分」かつ。全体を「分」けて解「析」する。これが分析の原義です。
死には至らずとも,飢餓状態で苦しんでいる人,十分な食料がない状態で過ごしている人まで射程に入れれば,相当の数にのぼるのではないでしょうか。格差社会化,孤族化というような,近年のわが国の社会変化を考えると,こういう懸念が持たれます。
実は,最新の『世界価値観調査』(2010~14年)において,この点がダイレクトに尋ねられています。「この1年間,十分な食料がない状態で過ごしたことがある」という項目を提示し,4段階で頻度を答えてもらう設問です。
http://www.worldvaluessurvey.org/wvs.jsp
日本の回答者2443人(16歳以上)のうち,この項目に「しばしばある」ないしは「時々ある」と答えた者は121人となっています。よって,飢餓経験率は5.0%と算出されます。国民20人に1人です。
この比率を人口の概数(1億2千万人)に乗じると,600万人となります。ほう,結構な数ですね。東京都の人口の約半分が飢えを経験していることになります。ネグリジブル・スモールではありません。
これは国民全体の数値ですが,問題とすべきは,飢餓経験が社会的にどのように分布しているかです。おそらくは,社会的な不利益を被りやすい層に多く分布していることでしょう。
私は,年齢と学歴という軸で国民を9つの層に分かち,各層の飢餓経験率を計算してみました。日本は世界でも有数の学歴社会ですが,低学歴層ほど飢餓経験率は高いことでしょう。また,年齢という基本属性も重要であり,最近は若者の貧困がよくいわれていますが,そういう傾向がみられるか。このような関心においてです。
以下に,計算の原表を掲げます。
年齢3カテゴリー,学歴3カテゴリーをクロスして9つの群を設定し,各群の飢餓経験率を出しています。予想通り,若年層ほど,低学歴層ほど経験率が高いですね。30歳未満の義務教育学校卒の群では,該当者の17.9%(6人に1人)が飢餓を経験しています。
この群はサンプルの上では28人であり,全体(2389人)の中では完全にマイノリティーです。こうした全体の中での位置,文脈をも同時に観察しなければなりますまい。
ここで,例の面積図が役に立ちます。9つの群の量的規模を四角形の面積表現し,飢餓経験率に応じて,3段階で塗り分けた図をつくってみました。
どうでしょう。若年の低学歴層に飢餓経験が集中している様が見てとれます。抽象度を上げていうと,少数の層に困難が凝縮されているとでもいえましょうか。少子高齢化,高学歴化が著しく進んだ現代日本における,飢餓経験の分布図です。
日本は,生存が脅かされるようなことはない社会であるといわれます。たしかに,飢餓率や犯罪被害率のような指標の低さは,世界でもトップレベルです。しかしそれは国民全体でみた話であり,社会的な層ごとに観察すると,違った様相が見出されることがしばしばです。
日本は豊かな社会ですが,それだけに,少数の不利な層の状況が見えにくいともいえるでしょう。貧困や福祉に関わる施策のエビデンスになるのは,国民全体の貧困率が*%というようなデータだけではありません。階層別のデータも備わることで,より説得力が高いものになります。
全体を眺めた後は,部分(層)に「分」かつ。全体を「分」けて解「析」する。これが分析の原義です。
2015年1月20日火曜日
1コマの意味
昨日で後期の授業が終わりました。これから,冬・春休みです。まあ私の場合,年中休みのようなものですが,ブログを書いたり,新刊の構想をしたりして過ごそうかな,と思っています。家に篭りっぱなしというのは精神衛生上よくないので,週1のペースで国会図書館や統計図書館通いもしようかと。
さて私は大学の非常勤講師をしているのですが,編集者さんとの会合の席で「ぶっちゃけ,大学の講師の給料ってどれくらいなんですか?」と聞かれることがあります。普通のリーマンなら月収額を答えるのでしょうが,非常勤講師の給与は受け持った授業数(コマ数)の関数ですので,「1コマ**円」と答えるのが慣例です。
そこで私は指を3本立てて,「1コマ3万ってとこが相場です」と答えます。しかし,この意味を勘違い(誤解)なさる方が多い。これを聞いた,ある若い編集者さんは,少し興奮した様子でまくし立てました。
「へえ,1回の授業が3万ってことですよね。じゃあ月額は3×4=12万,授業を3,4つ受け持てば,余裕で月30~40万になるじゃないですか。すごいですねえ」。
私は呆れを通り越して,ちょっとした憤りを感じつつ,1コマの意味を説明しました。われわれの業界でいう「1コマ**円」とは,月当たりの額です。よって「1コマ3万」というのは,90分の講義4回分の給与月額という意味です。だからおあいにく様,授業を4コマ持ったとしても,月収はせいぜい12万くらいということになります。
私が語気を強めたこともあったでしょうが,相手は「ぐうの音」も出ないという感じでした。そしてこう呟きました。「実は,私の上司で大学で非常勤で教えないかと打診されている人がいるんです。出版社希望の学生が多いので,ジャーナリズム関係の講義をしてくれって。・・・でもそうなんですか。勉強になりました。伝えておきます・・・」。
おそらくその上司の人は,「手当は1コマ**円」いうような言い回しで打診されているのでしょう。でも考えてみれば,「1コマ3万円」と言われた場合,それは1回90分あたりの対価だと考えるのが普通かもしれませんね。仮にも大学教員が,3万円で1カ月も働くなどと考える人のほうが少数派でしょう。
実際,こういう勘違いをして酷い目にあった方もおられるようです。首都圏大学非常勤講師組合は『控室』という機関誌を出しているのですが,以前の号には,非常勤講師の悲惨な体験談がたくさん載っていて面白いです(最近はそれがなくて残念)。
1997年1月19日号に「バカにするな!-1コマの意味を理解していて本当に良かった-」という記事が載っています。筆者は,とある児童文学者の方。
http://hijokin.web.fc2.com/hikaeshitsu/anteroom0006.html
1コマ2万7千円の講義を3コマ頼まれたのですが,提示された額を1回90分あたりの謝礼額と誤解してしまったようです。よって,2万7千×3コマ×4週間=32万4千円の月収を想定していたのですが,支払われた額はその4分の1。明細をみて飛び上がり,事務に電話して,1コマの正確な意味を教えてもらったのこと。
その後,母校から「1コマ2万円で講義をしないか」と話がきますが,よほど頭にきたのでしょう。「バカにするな!」という強い文面ではね付けています。まさに,「1コマの意味を理解していて本当に良かった」ですね。
こういう話は,掘ればいくらでも出てくるのではないでしょうか。今日の午後,この話題をツイッターでボソボソ呟いたところ,「知らんかった。勉強になった」というリプもありました。
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/557417215780065280
最近は,社会人に非常勤を依頼する大学も多くなっていることと思います。「対価は1コマ**円です」。依頼の定型文句はコレでしょうが,ここでいう「1コマ」とはどういう意味合いか。先ほどの編集者氏の上司さんも,この点をご存じないのでは・・・ これは知らしめる必要があるかなと思い,本記事を書いた次第です。
さて私は大学の非常勤講師をしているのですが,編集者さんとの会合の席で「ぶっちゃけ,大学の講師の給料ってどれくらいなんですか?」と聞かれることがあります。普通のリーマンなら月収額を答えるのでしょうが,非常勤講師の給与は受け持った授業数(コマ数)の関数ですので,「1コマ**円」と答えるのが慣例です。
そこで私は指を3本立てて,「1コマ3万ってとこが相場です」と答えます。しかし,この意味を勘違い(誤解)なさる方が多い。これを聞いた,ある若い編集者さんは,少し興奮した様子でまくし立てました。
「へえ,1回の授業が3万ってことですよね。じゃあ月額は3×4=12万,授業を3,4つ受け持てば,余裕で月30~40万になるじゃないですか。すごいですねえ」。
私は呆れを通り越して,ちょっとした憤りを感じつつ,1コマの意味を説明しました。われわれの業界でいう「1コマ**円」とは,月当たりの額です。よって「1コマ3万」というのは,90分の講義4回分の給与月額という意味です。だからおあいにく様,授業を4コマ持ったとしても,月収はせいぜい12万くらいということになります。
私が語気を強めたこともあったでしょうが,相手は「ぐうの音」も出ないという感じでした。そしてこう呟きました。「実は,私の上司で大学で非常勤で教えないかと打診されている人がいるんです。出版社希望の学生が多いので,ジャーナリズム関係の講義をしてくれって。・・・でもそうなんですか。勉強になりました。伝えておきます・・・」。
おそらくその上司の人は,「手当は1コマ**円」いうような言い回しで打診されているのでしょう。でも考えてみれば,「1コマ3万円」と言われた場合,それは1回90分あたりの対価だと考えるのが普通かもしれませんね。仮にも大学教員が,3万円で1カ月も働くなどと考える人のほうが少数派でしょう。
実際,こういう勘違いをして酷い目にあった方もおられるようです。首都圏大学非常勤講師組合は『控室』という機関誌を出しているのですが,以前の号には,非常勤講師の悲惨な体験談がたくさん載っていて面白いです(最近はそれがなくて残念)。
1997年1月19日号に「バカにするな!-1コマの意味を理解していて本当に良かった-」という記事が載っています。筆者は,とある児童文学者の方。
http://hijokin.web.fc2.com/hikaeshitsu/anteroom0006.html
1コマ2万7千円の講義を3コマ頼まれたのですが,提示された額を1回90分あたりの謝礼額と誤解してしまったようです。よって,2万7千×3コマ×4週間=32万4千円の月収を想定していたのですが,支払われた額はその4分の1。明細をみて飛び上がり,事務に電話して,1コマの正確な意味を教えてもらったのこと。
その後,母校から「1コマ2万円で講義をしないか」と話がきますが,よほど頭にきたのでしょう。「バカにするな!」という強い文面ではね付けています。まさに,「1コマの意味を理解していて本当に良かった」ですね。
こういう話は,掘ればいくらでも出てくるのではないでしょうか。今日の午後,この話題をツイッターでボソボソ呟いたところ,「知らんかった。勉強になった」というリプもありました。
https://twitter.com/katsuyatakasu/status/557417215780065280
最近は,社会人に非常勤を依頼する大学も多くなっていることと思います。「対価は1コマ**円です」。依頼の定型文句はコレでしょうが,ここでいう「1コマ」とはどういう意味合いか。先ほどの編集者氏の上司さんも,この点をご存じないのでは・・・ これは知らしめる必要があるかなと思い,本記事を書いた次第です。
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