2011年10月8日土曜日

首都圏の高校非進学率②

 前回は,首都圏の4都県内の213市区町村について,高校非進学率を計算しました。今回は,そのデータに基づいて,各地域を塗り分けた地図を展示いたします(東京の島嶼部は除きます)。

 高校非進学率とは,中学校卒業者に占める,高校非進学者の比率です。高校非進学者とは,文科省の『学校基本調査』の進路カテゴリーでいうと,「就職」,「その他」,「不詳・死亡」の3カテゴリーに当てはまる者のことです。


 白色は1%未満,水色は1%台,赤色は2%台,黒色は3%以上,を示唆します。高校非進学率の全国値は1.7%ですから,水色が平均水準に近いことになります。赤色と黒色の高率地域の分布に注目してください。埼玉では,これらの地域が南東部に偏在していることが興味深いです。

 私は,さまざまな現象の統計量を地図化してみるのが大好きです。地図の濃淡の分布をみることで,当該の現象を規定する社会的要因がみえてくることもあります。今回の高校非進学率については,絶対量が少ないので,傾向が定かではありませんが。

 これからも,さまざまな教育現象の地図をつくり,面白いものを紹介していきたいと思います。では,みなさま,よい連休をお過ごしください。私は法事で,九州に行ってきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿