来週,拙著『教育の使命と実態-データからみた教育社会学試論-』が武蔵野大学出版会より刊行されます。私にとって,3年ぶりの著書刊行です。
①子ども,②家庭,③学校,④教員,⑤青年,そして⑥社会という6つの切り口(章)を据えて,教育現実の諸相を統計データで明らかにしています。分量は432頁,255点の図表を盛り込みました。
人はえてして教育に理想を託しがちですが,目を凝らしてみると,その機能不全さらには逆機能の様相すら観察されることがしばしばです。教育社会学の役割の一つは,教育の「見えざる」病態をデータで可視化することではないか,と考えております。本書は,私なりのやり方でそれを実践したものであります。
チラシを掲載いたします。お手に取っていただければ幸いに存じます。
内容の詳細については,大学出版部協会の下記サイトをご覧ください。
http://www.ajup-net.com/bd/isbn978-4-903281-23-0.html