師走になり,寒さも本格化してきました。
この時期は,忘年会等の会合が続き,人との接触が多くなるのが常ですが,今年は違います。東京は,警戒レベルを引き上げ,飲食店に営業自粛を呼び掛けています。ステイホームの年末になりそうです。
誰とも話さず,一人四角い部屋の中にいると,気分が悶々としてきます。今日は晴れたので,近くの海に出てみることにしました。ソレイユの丘を奥まで行くと,「海に降りる道」があり,これを下ると,和田長浜海岸に出れます。横須賀市では,結構有名なスポットのようです。
白い壁に囲まれている部屋と違い,視界に無限のパノラマが広がります。心が広々しますね。30分ほど,岩に腰掛けて相模湾を眺めていました。
その後,同じ道を上がり,ソレイユの丘の中を散歩。キャンプに来ている家族連れが多かったですね。園内には,泊まれるキャンプ場があり,子どもにアウトドアライフを経験させるにはもってこいです。
園の南端に,しあわせの鐘があります。ちょっと,神秘的な感じがするでしょ。
鐘を鳴らし,ご利益を祈った後,温浴施設「海と夕日の湯」で,夕日を見ながら湯に浸かりました。コロナでずっと休業していたのですが,10月から開業したのでよかったです。基本,金曜日の夕方はここにきます。
私は海が好きですが,海が身近な地域に移住してきてよかったと思っています。前居の多摩市の場合,小田急で藤沢まで出ないといけなかったですが,歩いて15~20分ほどで海に出れます。
コロナの影響で,東京からの人口脱出が起きています。移住先は埼玉・千葉・神奈川の3県がメインで,地方移住の前の近郊移住ですが,前回の記事で,人口が増えている市町村を明らかにしました。神奈川県内では,鎌倉市や藤沢市が人口を増やしています。身近に海があるのが魅力なんでしょうね。東京にも,週に何度か通う分には,全然問題ありません。
残念なことに,わが横須賀市は人口が増えておらず,近郊移住の先として選ばれてないようです。しかしご覧のように,すばらしい環境があります。都心の品川にも,安くて速い京急でダイレクトにつながっています。言わずもがな開国の地で,日本の近代はここから始まりました。
東京を出て行っているのは,30~40代の子育て年代ですね。北東の米軍基地では,ネイティブによる英語教室なんかも開催されています。都内を脱出しようと考えている,子育てファミリーのみなさん,海の街,横須賀での子育てを考えてみませんか。