2010年12月24日金曜日

交通事故死

 今回の主題は,交通事故についてです。私は,子どもの頃,2回自動車にはねられたことがあります。一度は私の飛び出し,もう一度は,運転手の不注意なバックによるものです。幸い,双方とも軽傷で済んだのですが,一歩間違えば死んでいたかもしれません。モータリゼーションが進行した今日,交通事故で命を落とすというケースは少なくないものと思います。少なくとも,前々回みた他殺による死亡率よりは,格段に高いことでしょう。

 2009年の厚労省『人口動態統計』によると,この年の交通事故による死亡者は7,309人であったそうです。この年の総人口に占める比率を出すと,10万人あたりでみて5.7人となります。これは全体の数字ですが,年齢層別にみるとどうでしょうか。また,昔に比べて減っているのでしょうか。増えているのでしょうか。この点を一度に俯瞰できる社会地図に登場願います。


 1960年代から70年代の中年層以降の部分において,高率ゾーンがみられます。全体的にみて,交通事故による死亡率は,この時期に高かったようです。1970年の値は23.0,先ほどみた2009年の値の4倍です。高度経済成長期を経て,自動車が普及する一方で,事故防止のための条件整備が未発達であった当時,とくに高齢層が事故に遭う確率が高かったようです。

 その後,安全のための条件整備や人々への啓発が進んだためか,死亡率は,全体的に低くなっています。しかし,今日でも,飲酒運転などによる悲惨な事故が起きていることも事実です。年末ですが,ドライバーのみなさん,間違っても飲酒運転などをせず,安全運転を心がけてくださいますよう。

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