うっかりしてました。今日は月末でしたね。恒例の教員不祥事報道の整理です。今月,私がネット上でキャッチした不祥事報道は38件です。今月は件数が相対的に多く,夏ゆえか盗撮などが多くなっています。
児童の姿勢を直そうと,イスに画鋲を貼った女性教諭の事案は,注目を集めました。私の頃も,児童がよりかかるのが癪だとか言って,背もたれのない角イスに座らせる教師はいましたけどね。
今日で7月も終わり,明日から8月です。ブログの背景もサマーバージョンにします。月1で背景をチェンジするのは,気分転換になってよいです。
<2015年7月の教員不祥事報道>
・特別支援学校生徒に体罰 臨時教諭の処分検討(7/1,神戸新聞,兵庫,特,男,53)
・32歳の小学校講師を逮捕 盛岡駅ビルで女性盗撮容疑
(7/3,岩手日報,岩手,小,男,32)
・「ストレスたまって…」女性留守宅に侵入、下着を撮影(7/3,産経,大阪,中,男,26)
・教室で児童の裸撮影 臨時講師逮捕(7/5,日テレ,兵庫,小,男,23)
・教諭時代に生徒と交際 愛知県立高元校長、退職金返納へ
(7/7,中日新聞,愛知,高,男,61)
・児童名記録のUSBを紛失 教諭を戒告(7/8,西日本新聞,熊本,小,男,43)
・「自分で見るため」女子生徒盗撮…教諭懲戒処分 (7/9,読売,福井,中,男,29)
・生徒に包丁、不適切指導で中学講師に戒告処分(7/9,下野新聞,栃木,中,男,40代)
・「生活態度悪い」県立高男性教諭、テニス部員らに平手打ち
(7/10,埼玉新聞,埼玉,高,男)
・児童に10針縫うけが、小学校講師を減給
(7/10,産経,大阪,体罰:小男32,痴漢:中男24)
・全面禁煙の高校で…体育館裏に教員用喫煙所 校長を減給
(7/10,朝日,大阪,高,男,58)
・都庁前で生徒96人正座させる 遅刻とがめた教諭(7/11,朝日,東京,高,男,35)
・授業中に前日見た動画映る…男性教諭を懲戒処分(7/11,読売,山形,中,男,40代)
・個別指導中くすぐり教諭処分 女子生徒の思い出話で発覚
(7/14,朝日,東京,わいせつ:高男37,住居侵入:中男59,体罰:中男30,小女51,小男31)
・生徒にわいせつ 40代教諭懲戒免(7/15,上毛新聞,群馬,中,男,40代)
・遠足で同僚にセクハラ、市川昴高講師を停職
(7/16,産経,千葉,セクハラ:高男53,答案紛失:高男63)
・銭湯で高校生盗撮容疑=24歳小学教諭を書類送検(7/16,時事通信,大阪,小,男,24)
・姿勢直そうと椅子に画びょう=小学校教諭を処分(7/16,神戸新聞,兵庫,小,女,38)
・食器早く返却しただけで 児童はたいた教諭戒告処分(7/17,神戸新聞,兵庫,小,男,29)
・体罰教諭を戒告 会津の中学校で男子生徒に肩ぶつける
(7/18,福島民友,福島,中,男,54)
・生徒個人情報140人分紛失 口座番号や住所など
(7/21,神戸新聞,兵庫,中学,女性養護教諭)
・盗撮に「達成感」を感じた中学校教諭 懲戒免職に(7/22,産経,和歌山,中,男,51)
・女子生徒にわいせつ行為、臨時講師を懲戒免職
(7/22,朝日,兵庫,わいせつ:高男20代,体罰:高男39)
・採用後に繰り返し万引き、男性教諭を懲戒免職に(7/23,朝日,静岡,特,男,30代)
・教諭3人懲戒 生徒にわいせつ、体罰で
(7/24,埼玉新聞,埼玉,わいせつ:高男32,高男52,体罰:中男27)
・生徒にキス・盗撮・不適切休暇… 神奈川県立高3教諭に処分
(7/24,神奈川新聞,神奈川,わいせつ:高男48,不適切休暇:高男58,盗撮:中男39)
・体罰の男性教諭に減給処分 (7/24,NHK,茨城,中,男,54)
・小学校の懇親会参加後に飲酒事故 鳥取県警、教諭逮捕(7/24,産経,鳥取,小,男,37)
・元教え子と飲酒、わいせつな行為…臨時講師免職
(7/24,読売,兵庫,わいせつ:高男20代,体罰:高男39)
・部活指導で負傷と偽り療養費払わせた疑い(7/24,朝日,長崎,高,男,53)
・臨時講師を懲戒免職=女性のスカート盗撮(7/26,時事通信,高知,高,男,31)
・盗撮容疑で県立高教諭逮捕 買い物かごに薄型カメラ忍ばせて
(7/28,神戸新聞,兵庫,高,男,40)
・スカート内を盗撮、小学校臨時教諭処分(7/28,産経,鹿児島,小,男,24)
・<懲戒処分>交通死亡事故の中学教諭を処分(7/28,毎日,宮崎,中,女,30)
・八戸の中学教諭 淫行容疑で逮捕(7/29,河北新報,青森,中,男,40)
・県教委、2教諭を懲戒免職 女児らの裸画像受信などで処分
(7/29,東京新聞,群馬,裸画像受信:中男26,危険ドラッグ密輸:小男53)
・広島市の公立中学校教諭セクハラで停職処分(7/29,日テレ,広島,中,男,61)
・横浜・小学校副校長が懲戒免職、PTA会費など約470万円着服
(7/31,TBS,神奈川,小,男,58)
2015年7月31日金曜日
2015年7月30日木曜日
収入の官民差の国際比較
教員採用試験が実施されている最中ですが,公務員を志望する学生さんが年々増えているように感じます。「安定している」「食いっぱぐれがない」「親に強く薦められる」といった理由からです。
高度経済成長期の頃は,民間に比した公務員の劣勢は際立っており,教員に至っては,「教師にでもなるか」「教師にしかなれない」という意味合いの「デモシカ教師」という言葉が流行ったのは,よく知られています。しかし,今は違うのでしょうね。時代は変わったものです。
ところで,これは時間軸の変化ですが,空間軸の変異はどうでしょう。社会によって,収入の官民差がどう異なるか,という問題です。日本では「官>民」であり,おそらく多くの社会でそうでしょうが,その程度はまちまちであると思われます。もしかすると,「官<民」の社会もあるかもしれません。
2010~14年に実施された「世界価値観調査」では,対象の国民に対し,自分が属する世帯の収入水準が,当該社会の中でどの辺りの位置にあるかを10段階で自己評定してもらっています。私は,フルタイムの公務員と民間企業勤務者のサンプルを取り出し,この設問への回答がどう異なるかを比べてみました。ここで報告するのは,本調査のローデータを独自に分析した結果です。
http://www.worldvaluessurvey.org/WVSOnline.jsp
対象者個人ではなく,各人が属する世帯の収入評定ですが,フルタイム就業者ですので,多くは家計支持者であるとみられます。ここで回答している個人の収入の相似値とみなしても,大きな誤りではないでしょう。
日本の場合,この設問に有効回答を寄せたのは,公務員が98人,民間勤務者が678人となっています。民間がマジョリティーです。10段階の世帯収入評定の平均点は,前者が5.82点,後者が4.39点です。予想通り,公務員のほうが収入は高いようです。平均値の差は1.42点。
これは日本のデータですが,他国はどうなのでしょう。57か国の一覧表をつくってみました。右端の公務員比率は,有効回答をしたサンプル(公務員+民間)中の公務員比率です。日本の場合,98/(98+678)=12.6%となります。それぞれの社会において,公務員がどれほどいるかの情報です。
どうでしょう。注目ポイントは,公務員と民間の差分ですが,日本はプラス方向の絶対値が最も大きくなっています。あくまで世帯収入の自己評定ですが,収入の「官>民」差が最も大きな社会であることがうかがわれます。2位のモロッコ(+0.93)を大きく引き離し,ダントツでトップです。
この値がマイナス,つまり「官<民」の社会も結構あり,北欧のスウェーデンもこのタイプです。それが最も際立っているのはインドで,民間が公務員を1.44ポイントも上回っています。
インドでは,採用試験でカンニングが横行するほど公務員が優遇されていると聞きますが,それは一部の上級公務員に限った話なのでしょうか。収入が激安だから,警官も賄賂を取らないとやってられないのか・・・。南国の楽園,タイも。
それはさておき,各国の公務員の優位度は,公務員のボリュームとも関連しているかもしれません。収入の官民差がマックスの日本は,フルタイム就業者中の公務員比率は12.6%と,57か国の中で最も低くなっています。こういう希少性(プレミア)の故ともいえるでしょう。
横軸に公務員比率,縦軸に官から民を引いた差分ポイントをとった座標上に,57の社会をプロットすると,下図のようになります。
公務員が少ない(希少な)社会ほど,収入の「官>民」の度合いが大きい傾向です。両者の相関係数は-0.4335であり,1%水準で有意です。各国の公務員の地位文脈と相対収入(relative income)が相関しているのは,興味深い現象ですね。
最近,公務員を減らそうという議論もあるようですが,上図をみて分かるように,わが国は公務員が最も少ない社会です。生活保護の現場では,ケースワーカーの数が足りず,悲鳴が上がっていると聞きます。もうちょっと右下に降りてもいいのではないか,と思います。民ではなく,公でしか担えない仕事もあるわけですから。
7月も明日で終わりです。酷暑の日が続きますね。みなさま,ご自愛くださいますよう。
高度経済成長期の頃は,民間に比した公務員の劣勢は際立っており,教員に至っては,「教師にでもなるか」「教師にしかなれない」という意味合いの「デモシカ教師」という言葉が流行ったのは,よく知られています。しかし,今は違うのでしょうね。時代は変わったものです。
ところで,これは時間軸の変化ですが,空間軸の変異はどうでしょう。社会によって,収入の官民差がどう異なるか,という問題です。日本では「官>民」であり,おそらく多くの社会でそうでしょうが,その程度はまちまちであると思われます。もしかすると,「官<民」の社会もあるかもしれません。
2010~14年に実施された「世界価値観調査」では,対象の国民に対し,自分が属する世帯の収入水準が,当該社会の中でどの辺りの位置にあるかを10段階で自己評定してもらっています。私は,フルタイムの公務員と民間企業勤務者のサンプルを取り出し,この設問への回答がどう異なるかを比べてみました。ここで報告するのは,本調査のローデータを独自に分析した結果です。
http://www.worldvaluessurvey.org/WVSOnline.jsp
対象者個人ではなく,各人が属する世帯の収入評定ですが,フルタイム就業者ですので,多くは家計支持者であるとみられます。ここで回答している個人の収入の相似値とみなしても,大きな誤りではないでしょう。
日本の場合,この設問に有効回答を寄せたのは,公務員が98人,民間勤務者が678人となっています。民間がマジョリティーです。10段階の世帯収入評定の平均点は,前者が5.82点,後者が4.39点です。予想通り,公務員のほうが収入は高いようです。平均値の差は1.42点。
これは日本のデータですが,他国はどうなのでしょう。57か国の一覧表をつくってみました。右端の公務員比率は,有効回答をしたサンプル(公務員+民間)中の公務員比率です。日本の場合,98/(98+678)=12.6%となります。それぞれの社会において,公務員がどれほどいるかの情報です。
どうでしょう。注目ポイントは,公務員と民間の差分ですが,日本はプラス方向の絶対値が最も大きくなっています。あくまで世帯収入の自己評定ですが,収入の「官>民」差が最も大きな社会であることがうかがわれます。2位のモロッコ(+0.93)を大きく引き離し,ダントツでトップです。
この値がマイナス,つまり「官<民」の社会も結構あり,北欧のスウェーデンもこのタイプです。それが最も際立っているのはインドで,民間が公務員を1.44ポイントも上回っています。
インドでは,採用試験でカンニングが横行するほど公務員が優遇されていると聞きますが,それは一部の上級公務員に限った話なのでしょうか。収入が激安だから,警官も賄賂を取らないとやってられないのか・・・。南国の楽園,タイも。
それはさておき,各国の公務員の優位度は,公務員のボリュームとも関連しているかもしれません。収入の官民差がマックスの日本は,フルタイム就業者中の公務員比率は12.6%と,57か国の中で最も低くなっています。こういう希少性(プレミア)の故ともいえるでしょう。
横軸に公務員比率,縦軸に官から民を引いた差分ポイントをとった座標上に,57の社会をプロットすると,下図のようになります。
公務員が少ない(希少な)社会ほど,収入の「官>民」の度合いが大きい傾向です。両者の相関係数は-0.4335であり,1%水準で有意です。各国の公務員の地位文脈と相対収入(relative income)が相関しているのは,興味深い現象ですね。
最近,公務員を減らそうという議論もあるようですが,上図をみて分かるように,わが国は公務員が最も少ない社会です。生活保護の現場では,ケースワーカーの数が足りず,悲鳴が上がっていると聞きます。もうちょっと右下に降りてもいいのではないか,と思います。民ではなく,公でしか担えない仕事もあるわけですから。
7月も明日で終わりです。酷暑の日が続きますね。みなさま,ご自愛くださいますよう。
2015年7月29日水曜日
専攻別の大学卒業者の進路
「授業のひまつぶしに最適な鉛筆の芯アート」という記事を見かけました。授業中の退屈しのぎに鉛筆をカッターでガリガリやる子どもは多いですが,彼らが作るにはあまりにハイレベルな作品例が示されています。
http://www.gizmodo.jp/2015/07/post_17615.html
私が中学の頃,国語の授業中,鉛筆の全体を削ってトーエムポールを作っている男子生徒がいました。これがなかなかの出来栄えで,1本もらったのを覚えています。聞くところによると彼は美大に行ったとのことですが,今はどうしているのやら・・・。
芸術の道は厳しいといいますが,美大の卒業後の進路というのは,全体に比して惨憺たるものです。昨日,ツイッターでグラフをつくって発信したところ,見てくださる方が多く,「他の専攻も知りたい」というリクエストがありました。
https://twitter.com/tmaita77/status/625955041195601921
なるほど,大学生の卒業後の進路といっても,専攻によって大きく違いますしね。文学,社会科学,工学・・・というような大雑把な専攻ごとの進路は前に出したことがありますが,それよりも下った小専攻単位の進路構成はまだ明らかにしてませんでした。ここにて,それをやってみようと思います。
2014年度の文科省「学校基本調査」に,同年春の大卒者の進路が,細かい専攻別に掲載されています。下記サイトの表74です。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001056000&cycode=0
原表で設けられている進路カテゴリーは,以下の8つです。
①:進学者
②:正規の職員の就職者
③:正規の職員でない就職者(非正規就職者)
④:臨床研修医
⑤:専修学校・外国の学校等入学者
⑥:一時的な仕事に就いた者
⑦:左記以外の者(その他)
⑧:不詳・死亡
これら8つの内訳をとるのは煩瑣なので,5つに簡略化しました。①と⑤を足して「進学者」,②と④を足して「正規就職」,⑦と⑧を足して「その他・不詳」とした次第です。あとは同じです。
大学卒業者全体(56万5573人)でみると,進学が12.6%,正規就職が67.4%,非正規就職が3.9%,一時的な仕事が2.6%,その他・不詳が13.4%,となっています。新聞等で報じられている数値と近いですね。進学でも就職でもない「その他・不詳」は1割強で,これもよくいわれる数値と合致しています。
同じ内訳を,細かい専攻別に出してみました。下表は,その一覧です。卒業生数が100人に満たない専攻は,ペンディングにしています。
この表は資料としてご覧いただければと思いますが,正社員就職率が80%超と,その他・不詳が15%超は赤字にしてみました。
正社員率は,厳密には,就職の意志のない進学者をベースから抜いて出さないといけませんが,まあ就職に有利な専攻の参考値としてご覧ください。トップは看護学で,この専攻の卒業生の92%は正社員就職を果たしています。需要ありますものね。*厳密な専攻別の正社員就職率は,前に「日経デュアル」の論稿で出したことがあります。
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3276
一方,おめでたくない「その他・不詳」率の赤字は,人文・社会系や芸術系に多くなっています。トップは美術専攻の34.3%です。3人に1人が,進学でも就職でもない近似ニート?? まあ,留学準備とかの者も多いとは思いますが。
自作のトーテムポール鉛筆をくれた彼も,美大ということですから,おそらくこの専攻に行ったのではないかと思われますが,今はどうしているのやら。まあ私も,かつての級友から同じように思われているのかもしれませんが。
http://www.gizmodo.jp/2015/07/post_17615.html
私が中学の頃,国語の授業中,鉛筆の全体を削ってトーエムポールを作っている男子生徒がいました。これがなかなかの出来栄えで,1本もらったのを覚えています。聞くところによると彼は美大に行ったとのことですが,今はどうしているのやら・・・。
芸術の道は厳しいといいますが,美大の卒業後の進路というのは,全体に比して惨憺たるものです。昨日,ツイッターでグラフをつくって発信したところ,見てくださる方が多く,「他の専攻も知りたい」というリクエストがありました。
https://twitter.com/tmaita77/status/625955041195601921
なるほど,大学生の卒業後の進路といっても,専攻によって大きく違いますしね。文学,社会科学,工学・・・というような大雑把な専攻ごとの進路は前に出したことがありますが,それよりも下った小専攻単位の進路構成はまだ明らかにしてませんでした。ここにて,それをやってみようと思います。
2014年度の文科省「学校基本調査」に,同年春の大卒者の進路が,細かい専攻別に掲載されています。下記サイトの表74です。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001056000&cycode=0
原表で設けられている進路カテゴリーは,以下の8つです。
①:進学者
②:正規の職員の就職者
③:正規の職員でない就職者(非正規就職者)
④:臨床研修医
⑤:専修学校・外国の学校等入学者
⑥:一時的な仕事に就いた者
⑦:左記以外の者(その他)
⑧:不詳・死亡
これら8つの内訳をとるのは煩瑣なので,5つに簡略化しました。①と⑤を足して「進学者」,②と④を足して「正規就職」,⑦と⑧を足して「その他・不詳」とした次第です。あとは同じです。
大学卒業者全体(56万5573人)でみると,進学が12.6%,正規就職が67.4%,非正規就職が3.9%,一時的な仕事が2.6%,その他・不詳が13.4%,となっています。新聞等で報じられている数値と近いですね。進学でも就職でもない「その他・不詳」は1割強で,これもよくいわれる数値と合致しています。
同じ内訳を,細かい専攻別に出してみました。下表は,その一覧です。卒業生数が100人に満たない専攻は,ペンディングにしています。
この表は資料としてご覧いただければと思いますが,正社員就職率が80%超と,その他・不詳が15%超は赤字にしてみました。
正社員率は,厳密には,就職の意志のない進学者をベースから抜いて出さないといけませんが,まあ就職に有利な専攻の参考値としてご覧ください。トップは看護学で,この専攻の卒業生の92%は正社員就職を果たしています。需要ありますものね。*厳密な専攻別の正社員就職率は,前に「日経デュアル」の論稿で出したことがあります。
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3276
一方,おめでたくない「その他・不詳」率の赤字は,人文・社会系や芸術系に多くなっています。トップは美術専攻の34.3%です。3人に1人が,進学でも就職でもない近似ニート?? まあ,留学準備とかの者も多いとは思いますが。
自作のトーテムポール鉛筆をくれた彼も,美大ということですから,おそらくこの専攻に行ったのではないかと思われますが,今はどうしているのやら。まあ私も,かつての級友から同じように思われているのかもしれませんが。
2015年7月27日月曜日
子どもの将来展望観の国際比較
最近のわが国では,閉塞感が増してきています。世論調査で「これから生活が悪くなる」と考える国民の比率が年々増してきていることは,よく知られています。
そうである以上,未来を生きる子どもの暮らし向きも,おそらくは芳しいものではないだろう,という悲観的な展望が蔓延しているのではないかと思われます。この点を可視化するデータを見つけましたので,今回はそれをご紹介しましょう。
ピュー研究所という国際機関が,「Global Attitude Survey」という調査を定期的に実施しています。各国の18歳以上の国民に対し,さまざまな意識や価値観を問うものです。その中に,「子どもの将来の暮らし向きは,親世代に比してどうなっていると思うか」という設問があります。回答の選択肢は,「よくなる」,「悪くなる」,「同じようなもの」,「分からない」です。
私は,この設問への回答を国別に集計してみました。2014年春調査のデータです。下記サイトにて,リモート集計ができます。「よくなる」と答えた国民の割合を出し,ランキングにすると下図のようになります。
http://www.pewglobal.org/question-search/
どうでしょう。上位には,「まだまだこれから」という発展途上国が多く位置しています。ベトナムでは,対象者のほぼ全員が,子どもの将来の暮らし向きは親世代を超える,という良好な展望を抱いています。大国・中国は85%,お隣の韓国も52%と半分を超えます。
一方,下位には先進国が多くみられます。わが国はたった14%であり,下から2番目です。発展を遂げてしまい,これから先は悪くなるだけ,という先進国の悲哀のようなものが感じられます。日本も1950年くらいの頃は,上記の設問に対し,ほぼ全ての国民が「よくなる」と答えていたのでしょうが,2014年現在ではこの有様です。
日本の場合,これから少子高齢化がますます進行し,未来の現役層にかかる負担は大きくなると見込まれます。子どもの将来展望について悲観的に考える国民が多いのも,無理からぬことです。同じく下位に位置する,イタリアやギリシアといった社会も事情は同じでしょう。
事実,上記の数値は,各国の高齢人口率(65歳以上人口率)と相関しています。
高齢化が進んでいる社会ほど,子どもの将来展望がおもわしくない,という傾向がみられます。相関係数は-0.5870であり,1%水準で有意です。右下の社会では,未来の現役層の負担増が懸念されているようです。
少子高齢化は,教育を外から規定する社会条件の一つです。こうした社会変動が教育に及ぼす影響を,多角的な角度から検討する必要があるでしょう。ここでの作業は,そのうちの一つです。
そうである以上,未来を生きる子どもの暮らし向きも,おそらくは芳しいものではないだろう,という悲観的な展望が蔓延しているのではないかと思われます。この点を可視化するデータを見つけましたので,今回はそれをご紹介しましょう。
ピュー研究所という国際機関が,「Global Attitude Survey」という調査を定期的に実施しています。各国の18歳以上の国民に対し,さまざまな意識や価値観を問うものです。その中に,「子どもの将来の暮らし向きは,親世代に比してどうなっていると思うか」という設問があります。回答の選択肢は,「よくなる」,「悪くなる」,「同じようなもの」,「分からない」です。
私は,この設問への回答を国別に集計してみました。2014年春調査のデータです。下記サイトにて,リモート集計ができます。「よくなる」と答えた国民の割合を出し,ランキングにすると下図のようになります。
http://www.pewglobal.org/question-search/
どうでしょう。上位には,「まだまだこれから」という発展途上国が多く位置しています。ベトナムでは,対象者のほぼ全員が,子どもの将来の暮らし向きは親世代を超える,という良好な展望を抱いています。大国・中国は85%,お隣の韓国も52%と半分を超えます。
一方,下位には先進国が多くみられます。わが国はたった14%であり,下から2番目です。発展を遂げてしまい,これから先は悪くなるだけ,という先進国の悲哀のようなものが感じられます。日本も1950年くらいの頃は,上記の設問に対し,ほぼ全ての国民が「よくなる」と答えていたのでしょうが,2014年現在ではこの有様です。
日本の場合,これから少子高齢化がますます進行し,未来の現役層にかかる負担は大きくなると見込まれます。子どもの将来展望について悲観的に考える国民が多いのも,無理からぬことです。同じく下位に位置する,イタリアやギリシアといった社会も事情は同じでしょう。
事実,上記の数値は,各国の高齢人口率(65歳以上人口率)と相関しています。
高齢化が進んでいる社会ほど,子どもの将来展望がおもわしくない,という傾向がみられます。相関係数は-0.5870であり,1%水準で有意です。右下の社会では,未来の現役層の負担増が懸念されているようです。
少子高齢化は,教育を外から規定する社会条件の一つです。こうした社会変動が教育に及ぼす影響を,多角的な角度から検討する必要があるでしょう。ここでの作業は,そのうちの一つです。
2015年7月25日土曜日
若者の死亡率の地域差
健康体の若者であっても,不幸にして命を落とす確率は,環境によって異なると思われます。最近は,厚労省「人口動態統計」の公表データがとても充実してきており,年齢層別の死亡者数を県別はもちろん,それよりも下った区市町村別に知ることができます。
私はこの恩恵を利用して,大都市・東京都内23区の若者の死亡率を計算してみました。各区の20~30代の死亡者数を,該当年齢人口で除した値です。
ただ,区別の若者の死亡者数は数が多くありません。年による変動も大きくなっています。そこで分子には,2009~2013年の5年分の死亡者数を充てることとします。分母のベース人口も5年分とらないといけませんが,こちらは,2013年1月1日の20~30代人口を5倍することとしましょう。人口のほうは,年による変動が大きくないので,このような便法でも差支えないでしょう。
分子のソースは厚労省「人口動態統計」,分母は「東京都住民基本台帳」です。双方とも,外国人は含まない日本人の統計であることを申し添えます。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/juukiy/jy-index.htm
上表は,算出された若者の死亡率の一覧です。同じ大都市でも,若者の死亡確率は区によって異なり,10万人あたり37.2人から65.6人までのレインヂがあります。上位3位は,新宿区,台東区,そして足立区です。
副都心の新宿区は,物騒な事件が相対的に多く,事故死や事件死が多いような気がしますが,他の高率区はちょっと事情が違うように思います。
それぞれの区の事情を個々バラバラに考えるのは控え,23区の総体的な傾向を観察してみましょう。値が高いのはどういう特性の区か,という問題です。それには,マッピングが一番。上記の死亡率に依拠して,23の区を塗り分けてみました。
大都市の若者の死亡率マップは,こんな模様になります。副都心の新宿区と豊島区を別にすると,濃い色は北東に固まっていますね。土地勘のある人なら,この図柄をみて,貧困要因との関連を疑う人が少なくないでしょう。
現代は「格差」の時代ですが,収入格差,学力格差ならぬ「健康格差」という現象も指摘されています。老衰を除くと,わが国の死因の大半は生活習慣病(がん,心疾患,脳卒中)ですが,収入が低い層ほどこの病の疾患率が高いそうです。低収入層ほど,安価で高カロリーの食べ物を摂取する頻度が高いなど,食習慣をはじめとした各種の生活習慣が乱れがちであるためでしょう。
はて,23区の若者死亡率は,各区の年収水準とどう相関しているのか。3月2日の記事で出した,平均世帯年収(2013年)との相関をとると,下図のようになります。
ご覧の通り,年収が低い区ほど,若者の死亡率が高い傾向にあります。相関係数は-0.5846であり,1%水準で有意です。
あくまで相関であり,「貧困→死亡」という因果の表現とは限りませんが,後者の説明ができないではありません。若者の死因のトップは自殺ですが,低収入や生活苦という状況は将来展望閉塞をももたらし,自らを殺めるのようなことにもつながるでしょう。その次は生活習慣病ですが,低収入層は生活の乱れが生じやすく,これらの病の罹患率も高くなることでしょう。
ちなみに個人データでみると,学歴と健康意識(管理)は相関しており,低学歴層ほど喫煙や飲酒の頻度が高く,健診の受診率も低いことが知られます(厚労省「国民生活基礎調査」)。ここにて観察している地域データは,その集積の結果といえるかもしれません。
上図の左上の区ではとりわけ,健康意識を高めるための啓発や,健診ないしは健康相談への参加を呼び掛ける実践が必要といえましょう。私は6月初旬に受けた30代健診で異常値が出てしまい,昨日,健康指導を受けてきたのですが,今の生活の乱れがはっきりと自覚できました。こういう機会って重要だな,と思った次第です。
「健康第一」といいますが,健康とは生存の基礎で,何にもまして前段に位置するものです。それが,収入をはじめとした外的な条件と強く結び付いているとしたら,大変なことです。先に述べたように,現代は「格差」の時代ですが,健康格差の問題はその中でもとくに,重要な位置を占めていると考えています。
私はこの恩恵を利用して,大都市・東京都内23区の若者の死亡率を計算してみました。各区の20~30代の死亡者数を,該当年齢人口で除した値です。
ただ,区別の若者の死亡者数は数が多くありません。年による変動も大きくなっています。そこで分子には,2009~2013年の5年分の死亡者数を充てることとします。分母のベース人口も5年分とらないといけませんが,こちらは,2013年1月1日の20~30代人口を5倍することとしましょう。人口のほうは,年による変動が大きくないので,このような便法でも差支えないでしょう。
分子のソースは厚労省「人口動態統計」,分母は「東京都住民基本台帳」です。双方とも,外国人は含まない日本人の統計であることを申し添えます。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/juukiy/jy-index.htm
上表は,算出された若者の死亡率の一覧です。同じ大都市でも,若者の死亡確率は区によって異なり,10万人あたり37.2人から65.6人までのレインヂがあります。上位3位は,新宿区,台東区,そして足立区です。
副都心の新宿区は,物騒な事件が相対的に多く,事故死や事件死が多いような気がしますが,他の高率区はちょっと事情が違うように思います。
それぞれの区の事情を個々バラバラに考えるのは控え,23区の総体的な傾向を観察してみましょう。値が高いのはどういう特性の区か,という問題です。それには,マッピングが一番。上記の死亡率に依拠して,23の区を塗り分けてみました。
大都市の若者の死亡率マップは,こんな模様になります。副都心の新宿区と豊島区を別にすると,濃い色は北東に固まっていますね。土地勘のある人なら,この図柄をみて,貧困要因との関連を疑う人が少なくないでしょう。
現代は「格差」の時代ですが,収入格差,学力格差ならぬ「健康格差」という現象も指摘されています。老衰を除くと,わが国の死因の大半は生活習慣病(がん,心疾患,脳卒中)ですが,収入が低い層ほどこの病の疾患率が高いそうです。低収入層ほど,安価で高カロリーの食べ物を摂取する頻度が高いなど,食習慣をはじめとした各種の生活習慣が乱れがちであるためでしょう。
はて,23区の若者死亡率は,各区の年収水準とどう相関しているのか。3月2日の記事で出した,平均世帯年収(2013年)との相関をとると,下図のようになります。
ご覧の通り,年収が低い区ほど,若者の死亡率が高い傾向にあります。相関係数は-0.5846であり,1%水準で有意です。
あくまで相関であり,「貧困→死亡」という因果の表現とは限りませんが,後者の説明ができないではありません。若者の死因のトップは自殺ですが,低収入や生活苦という状況は将来展望閉塞をももたらし,自らを殺めるのようなことにもつながるでしょう。その次は生活習慣病ですが,低収入層は生活の乱れが生じやすく,これらの病の罹患率も高くなることでしょう。
ちなみに個人データでみると,学歴と健康意識(管理)は相関しており,低学歴層ほど喫煙や飲酒の頻度が高く,健診の受診率も低いことが知られます(厚労省「国民生活基礎調査」)。ここにて観察している地域データは,その集積の結果といえるかもしれません。
上図の左上の区ではとりわけ,健康意識を高めるための啓発や,健診ないしは健康相談への参加を呼び掛ける実践が必要といえましょう。私は6月初旬に受けた30代健診で異常値が出てしまい,昨日,健康指導を受けてきたのですが,今の生活の乱れがはっきりと自覚できました。こういう機会って重要だな,と思った次第です。
「健康第一」といいますが,健康とは生存の基礎で,何にもまして前段に位置するものです。それが,収入をはじめとした外的な条件と強く結び付いているとしたら,大変なことです。先に述べたように,現代は「格差」の時代ですが,健康格差の問題はその中でもとくに,重要な位置を占めていると考えています。
2015年7月22日水曜日
二郎系ラーメンの経験率
知る人ぞ知る,ラーメン二郎。油たっぷりの極太ラーメンであり,これにハマっている人たちは,通称「ジロリアン」と呼ばれます。私も,そのうちの一人です。
http://magazine.ietty.me/life/jiro/
しかし経験者はあまり多くないようで,親しい編集者さんや学生さんに尋ねても,「食べたことないですね」という返答がほとんどです。それではと,一度連れて行って感想を聞くと,「いやあ,これはダメです。もういいです」と,音を上げる人がこれまた多数。
私などはすっかりのめり込んでいますが,全体からすれば,ジロリアンはマイノリティーなのかもしれませんね。二郎の経験率や,それに対する評価を調べた統計調査がないかと前から思っていたのですが,一昨日,まさに「それ」というデータが公開されました。
マイナビスチューデントが,19~78歳の社会人男女(432人)を対象に実施したWebアンケートの結果です。本誌の読者が対象ですので,母集団をきちんと代表していないきらいはありますが,初の調査データとして注目されます。
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/16114
設計はシンプルで,対象者に二郎系ラーメンの経験の有無を尋ね,食べたことがある者には味の評価を問い,食べたことがない者には今後食べたいかどうかを問う,というものです。対象者432人の回答は,以下のようになっています。比率は,全数(432人)ベースのものです。
対象の成人男女432人のうち,食べたことがあるのは58人,経験率は13.4%となります。大人の7人に1ですか,思ったより少ないな,という印象です。まあ二郎は都市部(ほとんどが首都圏)にしかありませんので,こんなものでしょうか。言わずもがな,首都圏居住の男性に対象を絞れば,経験率はうんと高くなるでしょう。
味の評価は,食べたことがある58人のうち,34人(58.6%)が「おいしい」と評しています。未経験者374人のうち,今後食べてみたいと考えているのは93人(24.9%)です。
マイナビの記事では文章で調査結果が淡々と説明されていますが,私なら,結果の図解を載せます。以下のような図はどうでしょう。
結果を視覚化すると,二郎の経験層は少ないことに加えて,潜在的な需要層もさほど多くはないことが分かります。ただ,これが性別,年齢,居住地といった属性によってどう変異するかは,興味あるところです。
口でくだくだ説明するだけなく,言いたいことを凝縮させた1枚のグラフをポンと提示する。こういう精神も大事かと思います。昨年出した電子書籍「平均年収の真実-31の統計から年収と格差社会を図解-」(インプレス)は,この考え方に基づいてしたためた本です。ご覧いただければ幸いです。
http://quickbooks.impress.jp/?p=2419
そろそろ二郎を食べに行きたいのですが,先日受けた健康診断で異常値が出てしまいましたので,思いとどまっています。24日の金曜,栄養士の指導を受けに行くのですが,はて何と言われるやら・・・。禁「二郎」にならないか,ヒヤヒヤしています。
http://magazine.ietty.me/life/jiro/
しかし経験者はあまり多くないようで,親しい編集者さんや学生さんに尋ねても,「食べたことないですね」という返答がほとんどです。それではと,一度連れて行って感想を聞くと,「いやあ,これはダメです。もういいです」と,音を上げる人がこれまた多数。
私などはすっかりのめり込んでいますが,全体からすれば,ジロリアンはマイノリティーなのかもしれませんね。二郎の経験率や,それに対する評価を調べた統計調査がないかと前から思っていたのですが,一昨日,まさに「それ」というデータが公開されました。
マイナビスチューデントが,19~78歳の社会人男女(432人)を対象に実施したWebアンケートの結果です。本誌の読者が対象ですので,母集団をきちんと代表していないきらいはありますが,初の調査データとして注目されます。
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/16114
設計はシンプルで,対象者に二郎系ラーメンの経験の有無を尋ね,食べたことがある者には味の評価を問い,食べたことがない者には今後食べたいかどうかを問う,というものです。対象者432人の回答は,以下のようになっています。比率は,全数(432人)ベースのものです。
対象の成人男女432人のうち,食べたことがあるのは58人,経験率は13.4%となります。大人の7人に1ですか,思ったより少ないな,という印象です。まあ二郎は都市部(ほとんどが首都圏)にしかありませんので,こんなものでしょうか。言わずもがな,首都圏居住の男性に対象を絞れば,経験率はうんと高くなるでしょう。
味の評価は,食べたことがある58人のうち,34人(58.6%)が「おいしい」と評しています。未経験者374人のうち,今後食べてみたいと考えているのは93人(24.9%)です。
マイナビの記事では文章で調査結果が淡々と説明されていますが,私なら,結果の図解を載せます。以下のような図はどうでしょう。
結果を視覚化すると,二郎の経験層は少ないことに加えて,潜在的な需要層もさほど多くはないことが分かります。ただ,これが性別,年齢,居住地といった属性によってどう変異するかは,興味あるところです。
口でくだくだ説明するだけなく,言いたいことを凝縮させた1枚のグラフをポンと提示する。こういう精神も大事かと思います。昨年出した電子書籍「平均年収の真実-31の統計から年収と格差社会を図解-」(インプレス)は,この考え方に基づいてしたためた本です。ご覧いただければ幸いです。
http://quickbooks.impress.jp/?p=2419
そろそろ二郎を食べに行きたいのですが,先日受けた健康診断で異常値が出てしまいましたので,思いとどまっています。24日の金曜,栄養士の指導を受けに行くのですが,はて何と言われるやら・・・。禁「二郎」にならないか,ヒヤヒヤしています。
2015年7月21日火曜日
ニューズウィーク日本版にて連載スタート
ニューズウィーク日本版のサイトにて,連載が始まりました。データ分析をもとにした論稿を,おおむね週1回のペースで載せていただく予定です。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3779.php
初回は,殺人率と自殺率の国際比較です。初っ端から物騒なテーマですが,インパクトをつけるためこのテーマにしてみました。全く逆の方向を向いた2つの逸脱行動ですが,これらを同時に観察することで,それぞれの社会の国民性のようなものが見えてきます。詳細は,記事のほうをご覧ください。
本誌は国際的なニュースや論説がメインのようですので,国際データの紹介に力点を置こうと考えております。国際比較の統計は,だいぶストックがあります。それを順次,開陳していく予定です。
新記事がアップされ次第,ツイッターにて告知いたします。日経デュアルの連載と共に,こちらもご覧いただけますと幸いです。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3779.php
初回は,殺人率と自殺率の国際比較です。初っ端から物騒なテーマですが,インパクトをつけるためこのテーマにしてみました。全く逆の方向を向いた2つの逸脱行動ですが,これらを同時に観察することで,それぞれの社会の国民性のようなものが見えてきます。詳細は,記事のほうをご覧ください。
本誌は国際的なニュースや論説がメインのようですので,国際データの紹介に力点を置こうと考えております。国際比較の統計は,だいぶストックがあります。それを順次,開陳していく予定です。
新記事がアップされ次第,ツイッターにて告知いたします。日経デュアルの連載と共に,こちらもご覧いただけますと幸いです。
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