2017年4月1日土曜日

プレジデント社について

 新年度早々,こんな愚痴めいた記事を書きたくはないのですが,思う所があって書かせていただきます。

 私は現在,4つのメディアで連載を持っています。開始の時期の順でいうと,日本教育新聞,日経デュアル,ニューズウィーク,プレジデント・オンラインです。

 私のツイッターをご覧の方はご存知でしょうが,最後のプレジデント社には,嫌な思いをさせられ続けています。担当編集者が「だらしない」人なのです(1967年生まれ,男性,早稲田大卒)。

 原稿受領の返事をしない,約束の時期までにテストページ(紙でいう校閲用のゲラ)を送ってこない,校正で指摘した修正事項が本原稿に反映されていない・・・。
 
 まあ文筆家なら,編集者のこういう落ち度に遭遇することはあるでしょうが,1度や2度ではありません。

 去年の11月の初頭に,テストページが出るのが2回連続で遅れた時は,もう堪忍袋の緒が切れました(私は原稿締め切りを守ってますので)。1回目の理由は「ボケていた」からで,2回目の理由は重病とのことです。2回目にしても,真偽は定かではないです。なにせ,私の怒りのメールに即リプがきましたからねえ。

 私は怒り心頭で「連載を中止する」と通告しましたが,「どうかご継続を。最後のチャンスを」と懇願され,上司の人にも注意したうえで,ひとまず判断を保留としました。

 さすがに少しは反省したのか,それ以降,幾分かはちゃんとしてきました。しかし,上記のようなポチミスがたまに起きているのは相変わらずです。

 プレジデントといえば,誰もが知っている大出版社ですが,ネットニュースの編集作業は結構いい加減なんだな,という印象です。私は,この会社の紙の雑誌にも原稿を書いたことがありますが,その時の編集作業はびっくりするくらい慎重なものでした。紙とネットの温度差に驚いています。ネットはいつでも修正可能なので,手を抜いてもいい,という考えなのでしょうか。

 それと「釣りタイトル」です。去年の11月16日に,「18歳人口を奪い合う大学は見苦しい」という記事を寄稿しましたが,当初,この編集者が勝手に「東大よ,お前もか」という枕詞を添え,東大が女子学生の家賃補助に踏み切ったことを揶揄するリード文まで書いていました。私の同意を得ずにです。

 この件については,知り合いの先生から指摘されて初めて気づきました。私がチェックしたテストページ(ゲラ)には,こういう記載がありませんでしたから。その先生は,私が教育の機会均等について博士論文を書いたのを知っているので,「お前も落ちたものだな」とお叱りを受けました。つまり私は,この編集者に恥をかかされたわけです。

 私はこやつに電話をさせ,強く怒りましたが,「とにかくPVを稼がないと生き残れない,とにかくタップしてほしい」という言い訳ばかり。もう,開いた口がふさがりません。そのためなら,筆者の意向を無視してもいい,ということなのでしょうか。読者を欺いてもいいのでしょうか。

 まあ,「売れよかし」というタイトルをつけたいというのは,どの出版社も同じでしょう。しかし,私が連載している4つのメディアの中で,こういうことをするのはプレジデントだけなんですよねえ。よかったら,右側の連載一覧のページで,4つのメディアの記事タイトルを比較してみてください。

 私は正直,「この会社と付き合っていると心の平穏が乱れる,研究者としての自分の評価にも関わる」という危機感を抱き,いつ連載を止めようかと思案していました。プレジデントといえば,ビジネスマン向けの金儲けの雑誌を作る会社で,土台,私とは反りが合わないですから。

 そんな矢先,一昨日から昨日にかけてまたトラブルが起きました。もううんざりですので,それについては書かないことにしましょう。私は今朝,以下のメールを編集者に発信しました。以下に掲げます。

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O様

当面の間,連載は休止とします。
中止ではありません。

また始めてもいいと思った時,こちらから連絡します。

再開の折は,担当編集者の交代を求めます。

私が望むタイプは,優秀でなくてもいいから,真面目で約束をちゃんと守り,仕事が丁寧でこちらに安心感を与えてくれる人です。

後任の人について,相談しておいてください。
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 というわけで,当面の間,プレジデント・オンラインの連載はお休みとなります。今,単著原稿の追い込みで混んでいますので,私としても好都合です。

 まあ,こんな記事を世に発信しているのですから,先方の判断で「打ち切り」ということになるかもしれませんが,それならそれで結構です。細切れの売文仕事は減らして,腰を据えて,大きな仕事をしたいと思っていたところですし。

 曇天の新年度初日ですが,楽しい春休みを。近くの「ソレイユの丘」は,子どもたちでいっぱいです。

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