厚労省の『国民生活基礎調査』をもとに,育児・教育で悩んでいる者の出現率を出し,年齢曲線を描いてみました。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21.html
子育て期に山があるのは当然ですが,その高さが男女で全然違うことに注意しましょう。育児・子育て負担が女性に偏していることの証左です。「世界でも,まれでは?」という疑問がツイッター上で出されましたが,ホントそうなのではないかという気がします。
率の絶対水準は思ったより低いと感じられるかもしれませんが,これは,人口全体をベースにしているためです。子がいる男女に限定したら,比率はもっと高くなります。
『国民生活基礎調査』のデータを使って,いろいろな悩みの年齢曲線を描くことが可能です。仕事,生きがい,家事,いじめ,etc…。私のツイッターにて,いくつかの図を掲げています。ご覧ください。
これ,ライフコース論とかの試験問題にいいかも。曲線を提示して,どういう悩みの出現率の曲線かを答えさせる。いかがでしょうか。次回,問題の試作品をお見せしようと思います。(たぶん…)。