https://twitter.com/kumaemon9/status/664999212178780161
まさにその通りで,紙媒体での被害経験はありませんが,ネット上ではしょっちゅうです。以前の私なら,剽窃を見つけたら怒り心頭,すぐに当該URLをツイッターで晒していたのですが,それをやると,相手のサイトの宣伝になってしまいます。また言い合いになった場合,ツイッターが罵詈雑言で汚れ,フォロワーの方々にも不快な思いをさせることになります(リムーブされるだけですが)。
しかし私も徐々に学習し,スマートな問題解決の方法が分かってきました。それをツイッターでちょっと開陳したところ,RTしてくださる方が多く,ちょっと驚いています。この手の被害に遭っている人って,多いのでしょうか。
そこで,現時点で私が把握している知識をここに載せようと思います。思考の記録の意味合いも兼ねてです。
①:著作権侵害の報告をする(ツイッターでパクられた場合)
一番多いのは,ツイッターでのパクリでしょう。私は前までは,当該ツイートのURLをツイッターで晒していたのですが,それは相手のアカウントの宣伝になるだけ。向こうのフォロワー数を20から100に増やしてしまったこともあります。
「削除しろ」と@するのも手ですが,自分のツイッターの「ツイートと返信欄」に出てしまいますので,これも不可。
そこで最近は,ツイッター当局にダイレクトに通告することにしています。相手の剽窃ツイートの右下にある「報告」をクリックすると,「著作権侵害について報告する」というオプションが出てきます。そこから通告するのです。
https://support.twitter.com/forms/dmca
イタズラの通告を排除するため,個人情報の記載が求められますが,心配は要りません。この下には,相手の剽窃ツイートと,自分のオリジナルツイートのURLを記載する欄があります。これを埋めて,電子署名をして「送信」をクリックすれば完了です。
通告後,早ければ2日ほどで以下のようなメールがきます。相手のツイートから,剽窃の画像を削除したという知らせです。
これでおしまい。いたって簡単です。ツイッター上で相手と言い合いをしても,百害あって一利なしです。ツイッターでのパクリ被害には,この対処がベストだと思います。やり方の詳細は,下記のまとめをご覧ください。私もこれを参考にしました。
http://togetter.com/li/628156
この措置を2~3回くらったアカウントは,おそらく凍結されるでしょう。
②:グーグル八分にする(ブログや個人サイトでパクられた場合)
これはどうするか。アメブロなど,たいていの無料ブログには「著作侵害を報告」というツールがついてますが,私の経験では,これで問題が解決した試しはないです。対応が遅いうえに,面倒な書類の郵送を求められたり,「当事者で話し合ってくれ」など,つれない答えが返ってきたりします。
まあ,コメント欄を通じて「削除しろ」と言えば,良識ある普通の人なら応じてくれます。しかし無視する人もいますし,連絡先が公開されていないサイトも多々あります。
その場合,当該のサイトが検索で引っかからないようにする手立てがあります。具体的には,グーグル八分です。グーグルのアカウントをお持ちの方は,これが可能です。「著作権侵害による削除」というコンテンツを開いて,そこから通告します。
ブログのアクセスはたいてい検索経由ですので,これは相手にとって大きなダメージとなるでしょう。下手に炎上させてPV数アップに貢献するよりも,こちらのほうがよいかと思います。この方法は,ある方からツイッターで教えていただきました。感謝申します。
https://twitter.com/FoD5/status/646117938651512832
③:ブログで晒す(悪質な場合)
これは,レベルマックスです。「剽窃だ,削除せよ」という指摘に対し,開き直って悪態をついてくるアホもいます。去年のコンサルはまさにそれで,「名誉毀損だ,弁護士に訴える」などと馬鹿げたことを言い,ツイッターで罵倒してきました。
ここまでくると,上記のグーグル八分では不十分で,制裁が必要と考えます。私は,こういう輩については,ブログで事の経緯を詳細に公開することとしています。件のコンサルについては,この措置をとりました。3回にかけて,事の経緯を詳細につづった記録記事を公開しました。
これにより当人のサイトは大炎上,さぞPVも急騰したことでしょう。しかし損失はそれをはるかに上回ったようで,仕事に支障が出ているそうです(当人委嘱の弁護士による)。急増したPV数は,この男が失った社会的信用の数だったわけです。まぎれもなく,自業自得です。
本件ですが,去年の11月初旬,弁護士を通じて当人から謝罪したいという申し出があり,直筆の謝罪文は届きました。しかし内容が極めて不十分でしたので,私は受け入れを拒否し,現在に至っています。
http://tmaita77.blogspot.jp/2016/01/blog-post_14.html
以上,現時点で私が知りえている,剽窃への対処法について書いてみました。同じ問題で悩んでいる方の参考になれば幸いです。